さらば 竹やぶ 六本木ヒルズ店

不信任案への賛成票でちょっと注目を浴びた横粂衆院議員。その後は民主党から除籍されて目立っていなかったのですが、久々に表に出てきました。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110720-OYT1T00917.htm

前から噂は聞いておりましたが、本当に次期衆院選では選挙区を鞍替えして菅さんの地元

東京18区から無所属で出馬

を決定。「みんなの党」から出ると聞いていたのですが、無所属(推薦はもらうのか?)とは驚き。
甲高い声も災いして、ライバルだった小泉進次郎代議士とは役者の違いを露呈。化けの皮が剥がれた民主党では次期衆院選での比例復活も200%なかっただけに、私は元の「軒先弁護士」に戻ると思っておりました。
菅さんの不人気(といっても地元の純粋無垢なオバサンにはまだ人気があるらしい)に便乗しての刺客気取りなんでしょうが、如何せんタマが悪すぎとしか言いようがありません。
本気で敵の幹部を落とすつもりなら、先の選挙の田中康夫氏ではないですが、それなりの知名度ある候補でなければ地盤を崩すことは無理。小泉進次郎氏を東京18区へ出馬させるくらいのことをしなければならないでしょう。

徳島では、仙谷由人代議士を再選させないために旦那の後藤田代議士より地元で人気のある水野真紀氏が出馬するといった誤情報もありましたっけ。
しかしこのような掟破りの対立候補擁立は、今後はなくなると私は考えるのです。そんなことを指示した対立党の幹部連、逆にその次には知名度ある刺客を仕返しで送られる可能性があるからです。
何といっても国民や党より己が一番大事なのが政治屋です。肝心のところでの「与野党なぁなぁ」は永遠に不滅でありましょう。

永遠どころか10年持たなかったのが掲題の

竹やぶ 六本木ヒルズ店

であります。なんとこの7月末で閉店となるようです。

http://www.takeyabu.co.jp/index.php?page=roppongi

オープン直後こそ行列が出来ていましたが、蕎麦だけではなくツマミも含めた全ての料理が

量少なく値付けが高過ぎ

であることから集客は苦しかったようです。
時々「レスプリ ミタニ」を中心に閑古鳥ウオッチングでこの近辺を歩くのですが、あのオープン当初の行列を見たことはありませんでした。
恵比寿にあった「竹やぶ」もいつのまにか「玉笑」と店名が変わり、今では別のジャンルの店になってしまった。

一時は応援していたマスヒロさんですが、最近はまったく「竹やぶ」を取り上げていないのではないか。袂を分かったのかどうか知りませんが、あの量の蕎麦が1000円前後という破格の値付けだけではなく、

二人前からしか頼めない出汁巻き玉子が軽く1000円突破

も常識破りではないか。小さな掻き揚げも1800円前後とは信じられません。再開発ビルなので地代も高かったのでしょうが

大きく儲けようとして客足が遠のいた

のが撤退の主因あると推測します。
閉店を知って7月はじめに最後の訪問をした友里。高い値付けの玉子焼き、棒ニシン、掻き揚げ、蕎麦を再確認し、大きな出費をしてきました。

この「竹やぶ」跡にはまた飲食店が入るのでしょうか。恵比寿から移転してきた隣の「レスプリ ミタニ」も外から見る限り(最近はガラスに徹底した目隠しをしてウオッチしにくくなっています)集客が順調とは思えません。結構な大箱でもありますから、経営者は移転を後悔しているのではないか。

私は「竹やぶ」跡に移転を考えている飲食店オーナーに忠告したい。

周りの店の集客状況を良く調査してから判断しろ

と。再び悲劇を繰り返してはいけません。