「絶品レストラン」、6/20発売

本日はこの20日に発売になる拙著の宣伝をさせていただきます。
この月曜に見本が刷り上がってきた「絶品レストラン」(鉄人社)でありますが、出張中でありましてまだ手に取ることが出来ないのが残念。
身内なので割り引いて受け取らなければならないのですが、鉄人社の他の編集者からは

すごく面白かった

とお褒め(ヨイショか身内ウケかも)の言葉をいただきました。ガイドの体裁をとってはおりますが、巷あふれるヨイショ紹介本とは一線を画した内容。自分で言うと何をうぬぼれているのかと突っ込まれそうですが

全編に友里節全開

であると自負しております。
すでにアマゾンでは表紙付きのページが開設されております。まだ「予約受付中」なだけですが、ちょっと覗いていただければ幸いであります。

絶品レストラン 表紙本案

高額フレンチ(高額和食)からピッツアのデリバリーまで掲載店は96店。超オススメの4店(モノクロの外観写真付きで4ページ)を除いて各店2ページを割いております。
その内容は単なる紹介記事ではなく、良いところを挙げながらも問題点もしっかり書くといういつものスタイル。掲載されなかった方が良かったと思う店もでてくるかもしれません。

個別の店紹介記事もそこらのガイド本と違うのですが、この本の大きな特徴は以下の2点であります。

友里征耶の評価基準をはっきり開示
掲載を断念した店の理由も開示

どこの馬の骨かわからない自称調査員が評価したというミシュランガイドを挙げるまでもなく、著者(評価者)が己の評価基準を具体的に開示しているガイド本は私の知る限り皆無。
たとえば山本益博さん。MSGに寛容だとはどの著書にも書いていません。勿論門上武司さんや来栖けい氏と同様に

酒が苦手だ

という表記もありません。また佐藤尚之氏の本にも

濃い味好きで居酒屋料理に目がない

との表記はない。いやどの著者の本にも共通している一番の掲載基準である

店経営者と親しいから(親しくなりたいから)

という文言も私は見たことがないのであります。
つまり読者は著者がどんな嗜好の持ち主なのか、どんなスタンスなのかまったくわからないまま、親しくなった店の宣伝に利用されていると言っても過言ではないのです。

拙著「絶品レストラン」では掲載基準として

地域性や店の経営方針

をどのように評価したかを明確にしております。またできる限り友里征耶の

個人的嗜好

も具体的に書いております。勿論、美人マダムの存在に甘くなりがちという癖も隠しておりません。
その他たとえば1例を挙げますと

低温ローストを全面に出す店やソースを造れないシェフの店はダメ

などいつものように言いにくいことをはっきり書いておりますので、自分で言うのもなんですが「これほどわかりやすいガイド本はないのではないか」と勝手に自負しております。著者自ら、読者層を限定してしまう可能性のある

評価基準の具体的開示

でありまして、出版社にとっては必ずしも良いことではありませんが、購入を検討される読者の方には非常に参考になると思っております。

そして掲載断念の店について。事前のプレリストに載せながらなぜ掲載を断念したかを述べております。
店側にとっては非常に厳しいものであると思いますが、いずれの店も過去に友里が肯定的に取り上げていただけに、クオリティやCPが劣化したと判断した以上しっかり書くべきだと考えた結果であります。

おそらく友里征耶の最初で最後のヨイショ本、もとい、店紹介本となるはずです。数少ない信奉者に加えて多くのアンチ、そして飲食店業界や出版関係者、そして味のわからない業界人や自称文化人にも読んでいただければ幸いであります。
マスヒロさんや関谷江里さん、林真理子女史や秋元康さん、小山薫堂さん、佐藤尚之さんなどから書評をいただきたいと思っているのですが、マイナーな友里なだけに今回も無理でありましょう。