「店評価ブログ」を更新しました

船場吉兆の偽装問題発覚が止まらないようです。不祥事をおこした会社によくあるパターンなのですが、すべてをさらけ出して出直せばいいものを隠ぺいに奔ってしまってかえって墓穴を掘ってしまう悪循環です。従業員や仕入れ先に責任を押し付けても、それが事実でなければいずれその全貌が暴かれてしまうということがわからなかったのでしょうか。カレーまで売り出したように外販に傾斜しすぎ、売上、利益追求にはしり過ぎたのも偽装の要因の一つでありましょう。
記憶にあるだけでも牛乳、マンション、チョコ、牛肉、エレベーター、地鶏、アンコ餅など悪い先例があるのにそれを反面教師としなかったのはブランド力のあるグループであっただけに残念であります。船場吉兆単体だけではなく、他の吉兆グループのイメージダウンは避けられない。「吉兆」が船場、高麗橋、京都、神戸、東京と5つに分かれていると知る一般客は少ないからであります。湯木貞一翁も泣いているのではないか。
先日ある週刊誌からこの件について取材を受けました。その記事が掲載されるか、また私のコメントが載るかどうかはわかりませんが、この手の偽装、飲食店業界にかなり深く浸透しているのではないかと推測します。
「店評価ブログ」にこの立地、この内容では高すぎるのに結構繁盛している寿司屋「大塚 高勢」と回転させ過ぎでクオリティが落ちたと思われるオデン屋「こなから 新丸ビル店」をアップしました。お暇な時にお立ち寄りください。