「モウラ」を更新しています

知人から「クラブ・コンシェルジュ」という会員制サービス提供会社のパンフをいただきました。
http://www.clubco.tv/ecvm
パンフの内容は勿論、山本益博氏絡みのものだけです。
最近は「ゲーテ問題」で自粛されているのかと思っていたのですが、この「クラブ」で派手に活動を続けられているのを知ってビックリしました。
入会金105,000円、年会費が126,000円とかなり高額なこのクラブ、太っ腹な会員向けにかなり大胆な値付けでマスヒロさん絡みのイヴェントを企画しています。
まずは「山本益博と行く 本物にして最高の美食ツアー」。
6/6?15までの8泊10日の欧州旅行です。「ピック」、「アストランス」、「プレ・キャトラン」、「レ・カランドレ」の3つ星からベニスの1つ星まで計10店を訪問、ホテルは「プラザ アテネ」、「クリヨン」、「サンクレメンテ パレス」など赤5つ館が主体とはいえ、その参加費用がなんと230万円。一人部屋希望だと36万円の追加です。
普通この手の旅行は夫婦というかカップルで参加すると思いますから、2名で460万円の出費となるわけです。募集人数はマックス8名、マスヒロさんとスタッフが加わっての10名で食事をされるようですが、ここまで支払ってまで参加する価値あるイヴェントなのかどうか。
現地集合・現地解散の費用が180万円ですから飛行機代に50万円を充てているようです。いくら星付き10店行けて5つ星クラスのホテルに泊まれると言って、エコノミーなら夫婦で460万円は2回分近いのではないか。
恐らく料理はすでに決められたコースのはず。ブロイラーみたいに10名全員同じ料理を食べ、ワインも選べないかもしくは追加がかかると推測します。
選択肢のない料理とワインなら、星付き店とはいえ食事を楽しむのは難しい。だいたいフレンチなんて最高でも4名が限界。ワイン会でないかぎり5名以上では避けた方がいいと考えます。
私の経験からざっと粗く見積もっても、夫婦で8泊とすると1泊平均10万円と考えて80万円、食事代はワイン入れて2名で1店平均10万円として100万円、ビジネスを使ったとしてもセイバーなら一人77万円くらいですから150万円余り。よって合計330万円。(私はセイバーといえども個人旅行でビジネス料金を払って欧州へ行ったことはありません)
欧州内の移動費などを含めても350万円前後でこの企画よりリッチな旅ができるはずです。しかも、エコノミーセーバーでアップグレードできれば、ビジネスに座って二人で飛行機代は80万円くらいです。
つまり、260万円に諸々で300万円あればいいのです。460万円の65%で、ビジネスクラスに乗りマスヒロさんのつまらない蘊蓄話を聞かずに好きな料理と好きなワイン、いや行きたいレストランを選べて楽しめるのですから、個人旅行に慣れている方はどちらをとるかわかりきっていると思います。
エコノミー割引なら二人で飛行機代は30万円。この企画と同じような内容なら二人で250万円あれば充分だと計算できるのです。
数か月前ならば、カード会社経由でも3つ星といえど充分予約が入ります。(フレンチランドリーだけは無理でした)
恐らくマスヒロさんは230万円払わないはずですからこの企画が割高になるのは当たり前ですが、それにしても一般人感覚では高過ぎる値付けであります。
「次郎」訪問企画もあります。4/19と26の昼に2回転させるようですが、一人3万7千円に驚きです。お酒が入っていなければ20ヶほどの握りは、個人で行けば3万円のはずだからです。マスヒロさんの実況解説を7000円で聞く気はしません。
もっと驚きが「カンテサンス」です。4/8のディナーの参加費が4万5000円。コース1万5000円一本の店でなぜ3倍になってしまうのか。
ワイン代のほか講師料が含まれていると堂々と書かれていますから、マスヒロさんの取り分がかなり多いのではないでしょうか。
この手の企画で、高級ワインが出ることは稀有であります。サービス料を考慮に入れて2万5000円分のこの差額、マスヒロさんの講演とワインで元が取れるとはとうてい思えません。
「クラブ・コンシェルジュ」での山本益博氏の活動など情報やご意見をお待ちしております。
前置きが長くなりすぎましたが、「モウラ」に六本木ヒルズの「竹やぶ」を昨日アップしております。
CP悪だけの高額蕎麦屋、ぜひ店ではなく「モウラ」へお立ち寄りください。
http://tomosatoyuya.moura.jp/