これじゃ「あれもこれも奢られ日記」ではないか、林真理子さん

騒動の割にあっけない幕切れになるのか、菅総理退陣劇。大マスコミが退陣3条件と言っている法案3本の今月成立が濃厚となりました。まだまだ曖昧でありますが、菅さんは

これまで自分が言ってきたことについては、ちゃんと責任を持つ                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

マスコミはこの発言で退陣の言質を取ったようにはしゃいでおりますが、本当に今月で退陣してしまうのか。
誰が舵取りしても右肩下がりが明らかな日本。人口が減少していくのですからサルでもわかることですが、どうせダメになるなら徹底的に破壊されてからの方が立ち上がりは早いのではないか。
当初は早期退陣、早期引退を求めていた友里ですが、狂気に満ちたように見える言動を繰り返す最近の菅さんを見て、考えが変わりました。

もっとやらせて日本を根本からガラガラポンにしてしまえ

マスコミに登場する評論家や知識人は、人口の減少に加えて企業の日本離れなど日本の将来を憂う発言を繰り返しております。確かに人口が減る、借金が増える、増税されるなど目先の問題で日本の衰退は止まらないかもしれません。

しかし友里はその後のことを考えるのです。先進国というピークに登りつめたから下降していくのです。永遠に右肩上がりというのはこの世にありえません。
ここは潔く急降下して発展途上国並みのレベルに落ちたら、また人口は増加に転じるのではないかと考えるのです。破綻で人件費も暴落しておりますから、以前の中国のように日本が

世界の工場

になることが出来るかもしれません。
世には底辺のまま這い上がれない国が沢山ありますから、落ちた日本が再び先進国になれる保証はありませんが、私は中途半端な下降よりは良いのではないかと考えるのです。景気も人口も右肩上がりが永遠でないように、

右肩下がりも永遠に続くはずがない(特に人口)

韓国だって、中国だって、そしてインドだって昔から今の勢いがあったわけではありません。良いも悪いも

歴史は繰り返す

と友里は考えます。

さて読者から林真理子さんのブログ「あれもこれも 日記」に関して

あのブログの文章をみると、とても直木賞作家とは思えない(早い話が文章下手)
成り上がりのような人脈自慢はイタい
自慢の有名店訪問は自腹なのか?

といったご意見をいただきました。過去に何回か林真理子さんの勘違いを指摘していた友里、本日のブログネタに思わず飛びついたのです。

そう言えば外食自慢の同伴者に出版関係者がやけに多いんですね。過去の作家に外食好きが多いのは出版社の経費で食べ歩いた結果と聞いたことがあるのですが、林真理子さんもこの手の

俄外食好き

なのか。まずは最近のブログ2本をご覧下さい。

http://hayashi-mariko.kirei.biglobe.ne.jp/201108/article_8.html

http://hayashi-mariko.kirei.biglobe.ne.jp/201108/article_9.html

ド素人のカリスマブロガーでさえ同行者の実態をあまり書かないのに、林真理子女史は毎回のように明かしております。特にシャチョーの場合は自慢したいのかツーショット写真まで出しちゃっています。
半年先しか予約が取れない「鮨 三谷」(そこまでして行く寿司ではないと訪問した友里は考えます)にはポプラ社のシャチョー。なんちゃってイタリアンの「ラ・ビスボッチャ」には編集者とTVディレクター。
果たして林真理子女史は彼らと

割り勘

で食べているのか。もしくは彼らの食事代を持っているのか。最近の出版業界は以前のような派手さがありませんが、それでも作家との会食の場面では

出版社の支払い

が多いのではないでしょうか。素人に毛が生えた程度のレベルでありますが一応文章書きである友里でさえ、たま?に出版関係者から

ゴチ

になることがあるくらいです。(逆に奢ることの方が多いですけど)
天下の直木賞作家であれば、出版関係者が交際接待として食事代を持つのは当たり前ではないか。付き合う出版関係者も「割り勘」にされてしまったら

会社経費で落とせず自腹

になってしまうからです。
取材で編集者など出版関係者と会食する機会が多い友里ですが、たま?にご馳走になりますが「自腹」をウリにする以上、割り勘ではなくこちらの費用持ちとする理由がここにあるのです。

林真理子女史ほどの立場なら、豊富な印税や講演の収入で、ポプラ社のシャチョーや、編集者、TVディレクターたちを連日連夜ゴチし続けることが可能だと思いますが、作家の習性からそんな潔いことをしているとはとうてい思えないのです。
連日の人脈自慢とゴチ店訪問。ブログタイトルを

あれもこれも奢られ日記

にした方が収まりがよいと良いと考えるのは友里だけでしょうか。
本日のブログのおかげで、今後永遠にポプラ社の仕事にありつけないかもしれません。ポプラ社って、水嶋ヒロで有名になって小説大賞の主宰者なんですね。

「僕を呼ぶ店」ではなく「ガスを使っている店」だろ!

いやー、大変な事になってきました。NYダウは634ドルの大暴落。本日の日本市場も当然暴落となるでしょう。今週はマイナーながらSQですから、通常でも安定しない週なのにこんな状況ではどんな展開になるか想像も出来ません。
少なくとも高額居酒屋で隣客から漏れ聞いて購入してしまった金融株、塩漬けを通り過ぎて

化石

となってしまうのではないかと心配であります。わずかに残った蓄えをほとんど投入してしまいましたから、もう

ダメポ

であります。ここから空売りする勇気はないのですが、これからも下がり続けるのではないかと株下手な友里は予想します。

さて人のこと言えませんが、こんな世情でもお気楽にヨイショ本を出す人がいるようです。人呼んで

関西のマスヒロ
リトルマスヒロ?

こと門上武司さん。京都の飲食店だけではなく、最近は矯正歯科まで宣伝している関谷江里さんの親玉に当たる人であります。
大阪ガスがバックアップしている「あまから手帖」(関東で知っている人は少ないようです)での連載を単行本として出版するとのこと。なんちゃって江戸前寿司と思えるヨイショ紹介の後の自己宣伝をご覧下さい。

http://www.geode.co.jp/column/kadokami/2011/08/05/post_714.html#more

タイトルには

僕を呼ぶ

とありますが、大阪ガスが後押しする「あまから手帖」ではIH調理の店は原則的に取り上げないはず。オール電化の飲食店をわざわざ宣伝してあげるほどお人好しではないのでしょう。
「祇園 さヽ木」の名物でもあるピザ窯、当初は薪窯にしたかったようですが、門上さんとの関係で

ガス窯

になったと漏れ聞きました。

タイトルとは言え還暦間近でいい歳こいて自分のことを

ボク

と称してしまう門上さん。過食のオコチャマこと来栖けい氏と同じセンスでありますが、肝心の舌力は大丈夫なのか。
なんちゃって寿司の紹介文を見て下さい。どんなツマミや握りを食べても美味しく感じてしまう幸せな人であることがわかると思います。
ガスさえ引いている店ならば、何を食べても美味しいと感じるその舌力に文句を言うつもりはないですが、それを紹介本として出版するなら

ガス器具使用が必要条件
自分は下戸

と掲載基準を明確にする必要があるのではないかと考えます。

関谷江里さんにこの門上武司さん、ホント関西には彼らを支える(食わせる)純粋無垢、もとい寛容な人が如何に多いかがわかると思います。
インビザライン(歯列矯正の1種)で広尾の倍近い請求でも京都で成り立つ歯科医院の存在もその寛容さの証左と言えるでしょう。

※8月4日の友里ブログで、京都人からかなりのお叱りを受けると覚悟していたのですが、クレームその他はまったくありませんでした。京都を含め関西には友里の読者は皆無なのか。「鮨 嘉瑞」の常連客も読んでいないのか。反響の無さに拍子抜けです。

古米を買い溜めするべきか

何回か友里ブログで取り上げた佐賀県の古川康知事、自業自得でかなりピンチのようです。説明会へ九電関係者の参加を指示しただけではなく、まるで

九電(原発再稼働推進者)の参謀総長

のように、次々と狡猾な戦略を指示していたことが明らかになりました。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110806-OYT1T00479.htm?from=popin

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110807-OYS1T00323.htm?from=popin

県民の不安解消のため長崎大学の放射線医学の専門家(多分原子力ムラ住人)を同席させろ、商工会議所の専務理事(多分原発再稼働推進者)を県民代表の一人として選べ、自民党県議の支持者に働きかけて県議達に圧力をかけろ、といった発言だけでも噴飯ものですが、

国際原子力機関(IAEA)へ説得工作せよ

は完全に知事職の所掌範囲を超えた

逸脱行為

ではないか。何様だと思っているのか。バレたからには

潔く身を引くべき

との知事支持者(元県議)の意見はごもっともであります。?

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110807-OYT1T00274.htm

玄海町長にこの古川知事、原発の個人的利権というのは我々庶民の想像を遙かに超える大きなもののようであります。

昨日だったかTVで

古米の値段が高騰している

との報道をみて私は焦りました。こんなことを言うと、良く言えば博愛主義、はっきり言うと偽善に酔いしれる単なる自己陶酔の方から怒られるかもしれませんが

古米を買い溜めするのを忘れていた!

稻藁の問題で福島だけではなく岩手、宮城、栃木と4県の牛が出荷停止。あの大田原牛(ただの商標登録)も出荷停止なのでしょうか。

外に干していた稻藁がセシウムに汚染された現実を見て、同じく外で栽培されている稲が汚染されていないという理屈が通るものなのか。まともな頭の人が普通に考えたら

新米もセシウム汚染されている可能性が高い

と結論づけるのは当たり前だと考えます。昔からの諺に

君子危うきに近寄らず

があります。
自己防衛は個人の自由、安全だと思われる古米を買い溜めした結果、古米価格が高騰したのは当然の結果でありましょう。

我が家では今年はどの産地の米を買おうか協議中でありますが、米が主役級の位置づけである「鮨屋」はどう対策をとっていくのでしょうか。
古米が暴騰しているということは、はっきり書くとまた怒られるかもしれませんが、

福島はじめ東北の米が暴落する?

可能性が高いということです。買うか買わないか、食べるか食べないかは

あくまで個人の自由

であります。偽善や自己陶酔の人たちの圧力で自己防衛の判断を放棄してはいけません。