ただいま宝島社新書の執筆奮闘中(苦戦中?)

新聞やTVは野田新総理関連一色であります。野田氏の夫人にまでスポットを当てる企画もありました。野田さんの人となりを示すために街場の中華店まで持ち出していたのにはビックリ。
いつもの事なのですが、新政権発足時はどこのマスコミも好意的な扱い。それが数ヶ月で一気に批判に変わるのはお約束でありまして、早晩野田さんも火だるま、もとい、ドジョウですから柳川鍋?になるのではないでしょうか。

党人事で注目すべきは輿石さんの幹事長内定のようですが、私はまたこの無能無策なオッサンがゾンビの復活のように表舞台に出てくることを知って驚きました。

平野博文氏が国対委員長に内定

悪い冗談ではないでしょうか。彼は鳩山政権を1年で終わらした

最大の功労者

のはず。やると言っていた官房機密費の公開も腰が引けて逃げ、普天間問題でもまったく調整力がなく、政権の迷走を加速させてしまったA級戦犯であります。
最近では詐欺師(菅さん)に引っかかった苦労知らずのボンボン(鳩山さん)と揶揄された例の

覚え書き

にも立派に関与していた人です。
こんな失態を繰り返す無能議員が何回も政権与党や政府の重要ポストに就けるのですから、民主党、いや国会議員の人材不足はかなり深刻な問題だと思います。

ドジョウ(野田さん)が首相ですからアナゴさん(平野氏にそっくりと言われるサザエさんにでてくるまマスオさんの会社同僚)も表舞台へ出るのは仕方ないのでしょうか。
純粋無垢というか頭が緩い人だと思いますので、国対は早晩自公に引っかき回されると推測します。

今回の「ノーサイド人事」、ノーサイドとせず民主党内を二極化させてしまった張本人の

仙谷さん

の処遇はどうなるのでしょうか。「脱小沢」推進者であった岡田氏や前原氏は重要閣僚として重用されそうですから、仙谷さんも

・・・代理か首相補佐官

とかに踏みとどまって影響力を保つことを狙っているのでしょう。

さて8/18のブログに書いた「宝島社新書」の執筆ですが現在のところ

苦戦中

であります。
序章をいれて7つの章にあとがきの構成でありますが、書き終えたのは序章と第1章のみ。現在は第2章の後半であります。こんな状態で9月半ばに脱稿できるのかどうか。
9/5からは月、水の週2日、日刊ゲンダイのコラム「行っていい店わるい店」が再開されます。

月1回ではありますが、「ZAITEN」のコラムなどもありまして、兼業ライターである友里は非常に厳しい状況であります。しかし手を抜いて(単に才能がない、センスがない)

初版印税貰い逃げ

になってしまう内容のない本の出版を繰り返すと、J.C.オカザワのように仕事のオファーが

散歩関連

しかなくなる可能性もあります。
2年前に出した「グルメの嘘」(新潮社)との大きな違いを出さなければならず、筆の進み具合が遅れ気味。
第1章までですが、編集サイドには概ね好評との話も聞きましたので、なんとかこのクオリティを保って脱稿したいと考えます。

本日のブログ、いつもより起床が遅れましてネタを考える時間がなく、床屋談義と自己宣伝で終わらせていただくこと、平にご容赦下さい。

常連客の場合はどうなるんだ、暴力団排除条例

もう伝説は終わってしまったのか、小沢一郎。昨年の代表戦敗退に続いての昨日の民主代表戦での逆転敗退。
刑事被告人の身で、「泣き虫」を擁立しても177票とれたとの見方もあるようですが、私はもう彼の神通力は通用しなくなったのではないかと考えるのです。

報道に寄りますと、鹿野氏との交渉決裂、輿石&西岡の擁立失敗など誤算続き。
特に鹿野氏への上から目線での交渉決裂(側近がしたとの話ですけど)は、力の衰えを示しているのではないか。側近が思っているほど、もう小沢さんの「重し」はなくなっているのかもしれません。
刃向かったら粛正されると思い込むから人は恐れるのであって、もう2年も「脱小沢」、「殺小沢」と言われ放題を放置プレー。菅さんや仙谷さんが未だにピンピンしているのですから、昔の交渉術はもう通用しないということを、特に小沢側近は理解するべきと考えます。

まあ、自分たちの操り人形だった野田首相の誕生で財務省の連中は高笑いしていることでしょう。
増税して税収が上がった試しがないことは世界の歴史が証明していますが、ここは1つ、こうなったら2010年代半ばとかぼかさず、来月からでも消費税を10%に上げて、その歴史に挑戦していただきたい。
果たして増税で税収が上がるのか上がらないのか。もし税収が上がらずデフレが加速したとしたら、財務相の連中は

腹を切る

くらいの責任をとる男らしさを持っていただきたいものです。
50超えてはじめて資本主義の原理原則

需要と供給

の関係を知った野田代表。(8/16の友里ブログ参照)
A級戦犯は戦争犯罪人ではないという歴史観も加わって、落ち目の日本経済を更に右肩下がりにしてくれると考えます。

さて人の頭のことを言う前に、己の言動や顔つきを悟った方が良いと思ったのが経団連の米倉弘昌会長。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110829-OYT1T00978.htm

確かに菅さんの首から上の質には友里も疑問ですが、それ以上にこの米倉さんの話し方、話す内容、挙動を見ただけでも彼の

首から上の質は高くない

と思ってしまうのです。私が日頃唱えている、

本当に仕事が出来て頭が良い人は大会社で出世できない

を逆説的に証明している典型例だと考えます。

さて島田紳助問題、当局は吉本から事情聴取をするとの報道がありました。今回の騒動、10月1日をもって全国都道府県で施行されることになる

暴力団排除条例

の格好の宣伝?になったようです。かくいう友里も、こんな条例が出来ているとはまったく知りませんでした。
暴力団関係者と会食、ゴルフ、旅行など交際を繰り返すことによって警察が

密接交際者?

と認定したら、相当な制約を受けてしまうという条例。その氏名を公表し、

金融機関との取引
住宅の賃貸契約
工事の入札

などが排除されるようですが、私はどのような判断基準で、暴力団関係者との密接交際者と認定できるのか疑問であります。
例えば会食やゴルフ、旅行を一緒にしなくても毎日のように通ってくれる

常連客がその筋の人

である高額飲食店はどうなるのか。この条例の狙いは、一般人に暴力団関係者との付き合いをやめさせることにより

暴力団関係者の活動を制限、縮小

させることだと思います。その考えも重要でしょうが、それだけで良いのでしょうか。この筋の人を重要顧客にもつ高額飲食店、はっきり言えば

暴力団マネーで利益を上げて生活している

わけですから、こういう店もある意味

密接交際者というか密接関係者

ではないかと思ってしまうのです。暴力団のお金で生活しているのですから。
いやそれ以前に、名誉毀損や営業妨害と言った人権問題もありそう簡単には

密接交際者

と認定できないと友里は考えます。

と言いますか、この条例に対して根本的な疑問が沸いてきました。
暴力団の隠れ蓑であるフロント企業についてどう考えるかというありきたりの問題提起ではありません。
暴力団関係者の密接交際者とする判断はかなり難しいと思いますが、それよりも

暴力団関係者そのものとズバリ判定

するほうがより簡単ではないか。つまり密接交際者を制限規制するより

直接暴力団関係者の氏名を公表し、金融機関との取引や工事入札、住宅の賃貸契約を規制排除

した方が楽で、最も効果的ではないかと考えるのです。
暴力団最高幹部から末端構成員、そしてフロント企業関係者を判定する方が曖昧な密接交際者を炙り出すよりはるかに簡単。
何万人?もいる彼らが、金融機関から融資が受けられず当座を開設できず、賃貸契約が出来ず、工事物件で応札できなくなれば、暴力団にとってかなりのダメージになるはずです。

本丸の動きを断固たる姿勢で封じることが出来れば、暴力団排除条例なんて必要ないと友里は思うのですが、いかがでしょうか。
病気の治療に例えれば、氷枕で冷やしたり痛み止めを飲ませたりするより、

病原菌や病巣を直接叩く

ことの方が早いのと同じと私は考えます。

同じ海外組でも野球とサッカーでなぜ語学力がこうも違うのか?

いよいよ本日はアフォな民主党(自民党も同じようなものか)の代表選です。そしてこの代表戦、引いてはアフォな国民ばかりの日本の総理大臣を決めることになるのですから何とも空しい限り。
代表戦は幹事長ポストを狙った300億円という民主党へわたった政党助成金の奪い合いともいわれております。日本だけではないですが、人間がやる政治家はなぜ「金」ばかり追求するのでしょうか。

どの新聞を読んでも、小沢陣営が推す海江田氏が有利だとありますが、予想した

小沢バッシング

がそれほどありません。大マスコミは海江田氏の敗北を予想しているのか、それとも海江田氏の勝利は動かせないと小沢氏叩きを断念してしまったのか。
逆に本日発売の週刊現代やAERAでは、偶然なのか代表選に合わせて

前原批判

の記事が出るようです。アフォ国民の支持率と違って、代表戦の票読みでは、海江田氏、野田氏、そしてなんと鹿野氏よりも低いと言われているだけに、前原さん、党内ではホント性格が悪くて人気がないことがわかります。

昨日のブログでちょっと書きましたが、やはり小沢陣営、もとい海江田陣営は鹿野氏の2位を警戒しているようです。決選投票で2位になった鹿野氏に野田氏や前原氏の陣営が乗ってしまったら、海江田さんは負けちゃいますからね。
鹿野陣営を切り崩して一回目の投票で過半数をとるという王道の戦略の他、不人気の前原氏へ票をまわして無理矢理2位にして、決選投票では

前原嫌い?

の票を取り込んで勝利するといった奇策も考えているようです。?

政府がようやく放射線汚染がひどい地域は20年以上帰宅できない(つまり住むことが出来ない)ことを一昨日に認めました。

http://www.47news.jp/CN/201108/CN2011082701000549.html

自慢ではありませんが、大事故直後の3月から友里は

何十年も住めない地区が出る

と言ってきただけに、「何を今さら」であります。政府より友里の方が洞察力や分析力があったということではなく、単に

正直

であったということでしょう。

さて本日のお題。
私は前から不思議に思っていたことがありました。なぜ、

大リーグで活躍する日本の野球選手はみな英語をしゃべらないのか
欧州へ行ったサッカー選手は英語どころか現地語を話せるのか

前者の典型例はイチローに松井選手でしょうか。10年近くアメリカに滞在していて、未だに通訳を頼っている不思議。先日他界した伊良部氏もアメリカに住んでいながら英語はしゃべらないと言われていました。

反面、後者の例はヒデや川島でしょう。ヒデはイタリア語を話していたようですし(イタリア人とデートもしていた)、川島は英語でコミュニケーションがとれるだけではなく、イタリア語やポルトガル語も日常会話程度は出来るとか。
他のサッカー選手も多かれ少なかれ現地語を話す努力をしているようです。

同じ団体スポーツの選手なのに、なぜこのような違いがあるのでしょうか。友里流に理由を考えてみました。

1、英語を話さないと決めた人だけが野球をやっている
2、アメリカでは英語を話さなくても生活ができる
3、野球はサッカーと違って、試合中に会話がなくても問題ない

試合中はほとんどサインやゼスチャーだけで作戦が伝達できる野球ですから、理由は3項目でしょうか。でもサッカーも、あのピッチで選手間の会話が聞こえるのかどうか。
加えて大リーグの恵まれた環境も一因でしょう。契約条件にある

年に何枚ものファーストクラスの往復航空券
通訳を雇用

なんて欧州のサッカーでは考えられないのではないか。逆に言うと、航空券くらい

何億という大金を貰っているんだから、自分の可処分所得から払え

と私は言いたい。恵まれすぎというか、非常に甘い環境でありますから、いつまで経っても

英語がしゃべれず、日本食ばかり食べている

という状態になっているのでしょう。
せっかく海外へ行っているのですから、食事を含めてその地の文化を享受した方が人生豊になると思うのですが、野球選手は視野が狭い、もとい、頑固なようです。