このレベルのホテルで差別されたと騒ぐのはいかがなものか、GACKT

読者からの情報です。まずはご覧ください。

 

GACKT パリで人種差別に遭い対抗

http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/03/31/0007871284.shtml

 

奥ではなく、入り口付近が上席というのがチト理解できないのですが、人種や身なりによって差別、もとい、区別するのは欧米のレストラン(ホテル)ではよくあることではないか。
この友里も、毎回案内される席の位置で、一喜一憂しております。

 

朝食とはいえホテルのメインダイニングの場合、ジャケットを着ていないと日本人ならよほどの常連ではない限り、

 

廻りが中国人ばかりの席

 

に座らせられるのではないか。
また同じ欧州のホテルでも、アメリカ資本系より欧州資本系の方が選別は厳しいのではないか。

最近パリでの定宿(偉そうですみません)をアメリカ系(正確にはカナダが発祥地?)に切り替えたのですが、価格設定は欧州資本よりかなり高いものの(設備も良い)

 

フレンドリーで対応(席順)も優遇

 

されていると感じております。まあ、宿泊客にアメリカ人(南部?)が多いという理由もあるでしょうが・・・
アメリカ人は多いけど、日本人や中国人が欧州系ホテルより少ないのも、気に入った理由の1つであります。(オレンジの店へ行くにはかなり不便になりましたが)

 

よって今回のGACKT、どこに泊まって差別を受けたのかとよく見てみたらなんと

 

空港近くのホテル

 

ではありませんか。

パリの空港近く(多分CDG近く)のホテルに泊まった経験はありませんが、そんな所にあるホテルは

 

シェラトンやマリオットといった、ツーリストホテル

 

だけのはず。世に言う、高額ホテルなんて皆無に近い。

しかも朝食に入ったところが

 

ビュッフェ

 

とは何ともはや・・・

GACKTには申し訳ないけど、はっきり言わせていただくと

 

そんなレベルのホテル(ビュッフェ)で、待遇の良し悪しを述べるには無理がある

 

と友里は考えるのであります。

 

和食や鮨屋でも、高額店なら常連専用の上席が用意されております。(拙著「堕落のグルメ」に詳しく書いてあります)

でも、居酒屋や回転寿司に席の上下があるものなのか。

はっきり言ってGACKTの対抗は

 

回転寿司で席の良し悪しを論じている

 

のと大差ないと友里は考えます。

 

 

最近訪問した店 実名短評編 2015-14

本日は昔のイメージが完璧に崩れ去った

 

レストラン ひらまつ

 

であります。

 

幼稚園でレストランマナーを習得したと自負する身内の誕生祝いにどこかへ連れて行くことになり、ワイン、もとい、幼児も持ち込み可を謳っているこの「ひらまつ」を選択したのであります。

 

超久々に訪問すると、店内の雰囲気は以前とは大違い。マダムは健在でしたが、幼児どころかベビーカー付きの乳児までいらっしゃるではありませんか。
バックパックを背負ったカップルまでいましたから驚きでありました。

 

料理はコースが主体で、アラカルトは前菜を含めわずか

 

4種(フォアグラ、オマール、和牛、仔羊)

 

しかもそのわずか4種のうち、オマールが欠品していたのですから驚きです。稼ぎ時の土曜日でっせ。

仕方がないので、なんとか交渉してコース料理の中のものをアラカルト対応してもらったのであります。

 

まずはアミューズ。

 

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結論から先に言わせていただくと、これがこの日一番まともでありました。

 

 

続くは白アスパラ。

 

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火の入れ方云々をいう以前の問題。柔らかすぎで食感まるでなし。

 

 

グリーンアスパラも、簡単に裏漉しできるほどの柔らかさになっておりました。
素人以下の火入れではありませんか。

 

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最後の仔牛もイマイチと感じたのであります。

 

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ホールに男性スタッフは大勢ウロウロしているのですが、テーブルウオッチングがないのか、ワイン注ぎは放置プレイ。

コース主体のくせに皿出しも以上に遅く、

 

こりゃアカン

 

と店を後にしたのであります。

 

 

本日は飲んだ自慢

先日の友里ブログで話題にした

 

ワインの持ち込み

 

15年前くらいまで友里は、毎月ワイン会と称してワインを色々な店に持ち込ませて貰いましたが、最近はせいぜい年に数回か。
最近はもっぱら自宅かよそ様宅でレアワインや古酒を開けております。

 

東京ではワインの持ち込みを許可する高額店が激減したからなのですが、関西で持ち込みを禁止すると

 

客足が途絶える

 

店の存続にかかわる大問題に発展するそうですから、おいそれと持ち込み禁止にすることは出来ないようです。(ノンヴィンやヌーボーの持ち込みを禁止する店はあるようです)

 

さてそんな数少ない持ち込み会で最近飲んだのがこれ。

 

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関西人の持ち込みワイン(読者によるとノンヴィンやヌーボーレベルまであるとか)とはかなり志向が異なることがおわかりいただけると思います。(左端のシャンパンは店で頼みました)

 

クロパラのヴィンテージ違いを2本同時に飲んだのは初めてでありましたが、自分的には

 

83年の方が美味しかった

 

まあ、86年も本物らしく、それなりに美味しかったのでありますが・・・

 

反面、ジャドのモンラッシェはよく言えばエレガント、はっきり言うと物足りなかった。
先月飲んだ、83年のラフォンやラモネのモンラッシェの方がはるかに美味しかったです。

45年のムートンカデ(知人のご提供)と共に、そうはいっても楽しいワイン会となりましたこと、ここに自慢させていただきました。