kunio tokuoka ただいま閉店中

昨晩ネット環境の異なる地域から無事帰国しました。今回の出張先は初めての訪問だったシンガポール。シンガポールの料理に多くの期待を抱くことは無謀とのことで、衰退一途の日本と違う活況さをまずは実感することが仕事以外の第一の目的でありました。

早朝に到着したのですが、アーリーチェックインのリクエストながらまだ部屋の用意が出来ていないとのことで時間がかなり余りまして、仕方なく昼飯を兼ねてリゾートワールドへ行くことになりました。ついでに時間が合ったらユニバーサル・スタジオへも入ろうかなと・・・

今回のシンガポール、食事の一番の目的は京都吉兆の代表者の名前を冠した

kunio tokuoka

でありました。吉兆とは直接関係ない徳岡邦夫氏個人によるシンガポール出店。といっても単なる名前貸しの

ロイヤリティ商売

と聞いておりましたが、どんな料理をどのような値付けで出しているのかチェックしたかったのであります。ところが予約をしようとカード会社に問い合わせをしたところ

内装工事で夏まで閉店している

との連絡。おいおい、一昨年5月にオープンしたばかりでもう内装工事とはおかしいのではないか、と思いまして実際の閉店の様子を昼食の合間にチェックするのもリゾートワールド訪問の大きな目的でありました。

カジノを併設しているホテルを通り過ぎてユニバーサル・スタジオへ向かう途中、広場のようなところの1階にkunio tokuokaはあったのであります。まずは外観をご覧ください。

 

kunio tokuoka  外観

 

土曜日だというのに客が余りいないリゾートワールド。後に入ったユニバーサル・スタジオも日本のディズニー関連とちがって活況感がありませんでしたから、この地域がすでに賞味期限切れなのか。
入口と思われるところに近づいてきましたら、何から張り紙のようなものがあるではないですか。

 

kunio tokuoka   入口

 

 次はその張り紙のアップであります。

 

kunio tokuoka   張り紙

 

確かに「renovation」で今年半ばまでクローズするとありますが、ドアはぴったり閉まっておりまして工事をしているようには見えません。
ネットで検索しましたところ、一般のブログや徳岡邦夫氏のブログ(kunio tokuokaのカテゴリーで検索した下記URL参照)では、一昨年までの営業は確認できるのですが、この1年の訪問記は友里征耶の検索力では確認ができません。

http://kyotokitcho.seesaa.net/category/8581737-1.html

だいたいなぜ夏まで内装工事をダラダラとしなければならないのか。なぜオープン2年も経たず内装工事をしなければならない状況に陥ってしまったのか。また、

内装工事に何ヶ月もかけること自体が不自然

と考える方も多いのではないでしょうか。ちょっと調べたところ、当初は

原発事故の影響(放射能汚染の恐れ)で、日本から食材を輸入できなくなって閉店していた

との話も漏れ聞きました。もしかしたらその後いつの間にか

内装工事で閉店続行

となっているのかもしれません。
隣のスペースにもテナントが入っていないように見えましたが、経済活況といわれているシンガポールでkunio tokuokaに何が起こっているのか。ご存じの方がいらっしゃいましたらご教授いただきたいと考えます。