友里ツイッター上(https://twitter.com/TomosatoYuya)で、カンテサンス擁護を続けていた方の発言を紹介します。
確かに細かくいえば、増設する意志が無くなったら文言は変える方が誠実ですが、店のホームページごときにそこまで要求するのは揚げ足取りに近い気がしますよ。
あの程度は社交辞令的なエクスキューズとして流すべきでは?
カンテサンスの予約電話が繋がりにくいことは有名でして、その理由は
予約受付時間を午前午後と1時間半だけに制限している
電話回線が足りない
繋がった予約電話は、キャンセルポリシーの長い説明や、以前訪問したかどうか、訪問したのはいつ頃か、などアラカルトを出す店では必要ないやりとりを店から仕掛けてきて時間稼ぎする
ことが原因。これはひとえに
予約受付時間内を話し中ばかりにして、予約殺到(人気殺到)を演出して集客をはかっている
と友里は判断しております。
以前のブログに書きましたが、今はいない男性スタッフに、オープン当初でありますが、受話器を上げて話し中にしていたことを確認したことがありました。(当時は予約受付時間の制限はなく、当日のランチでも飛び込みで入店できた)
そんな予約電話が繋がりにくいカンテサンスでありますが、HP上ではその改善を長期にわたってほのめかしているんですね。
まずはカンテサンスHP上のInformationをご覧ください。
電話回線の増設や電話応対のスタッフを増やすなどの改善に努めておりますが、つながりにくい状況が今なお続いておりますこと、重ねてお詫び申し上げます。
この表記は、昨日今日、いやここ数ヶ月のものではありません。いつから表明しているかわかりませんが、かなり前からずっと書いているんですね。
そこで友里は
岸田氏は電話回線の増設の仕方(申し込み)を知らないのか
対応スタッフの募集方法を知らないのか
と問題提起したところ、カンテサンス擁護人の友里への突っ込みが、冒頭の引用文でありました。
店のHPごときに(誠実さ)を要求するのは揚げ足取り
との、この方の書き込みを読んで、友里は何かの間違いかと我が目を疑ったのであります。
この理屈が通るなら客釣りなどのため
HPでは誠実に対処しなくてよい
と言うことになります。
増設や増員する意思がないのにHPでそれを装うのは
誠実さがないというより一種の偽装ではないか
低温ローストを現代フレンチの唯一無為の火入れ法だと熱弁ふるう岸田シェフ(その割には常連に飽きられるのを防ぎたいのか最近はコックオーヴァンなど煮込みを出しているようです)でありますが、この
電話回線増設偽装
を見て、その言を信用できないと思う客が世に皆無だとは思いたくない。
岸田シェフは、詭弁を弄する術でも3つ星
と書くと、岸田シェフ信奉者(擁護者)にまた怒られるでしょうか。
このように、店のHPは「ごとき」ではなく、そのシェフ、経営者の性格が如実に表れていると友里は考えます。
人格を示していると言っても過言ではないかも。
そこでもう1つ、3つ星シェフ(正確には前3つ星シェフ)の店の面白いHPを紹介します。
来年度版関西ミシュランで3つ星から2つ星に降格した「HAJIME」のHPであります。まずは、今回の降格に関する反論(悔しさ一杯)をご覧ください。
http://www.hajime-artistes.com/jpn/hajimenews.html
洞爺湖のミッシェル・ブラスから独立してすぐミシュランの3つ星と認められた米田肇シェフ。アルケッチャーノの奥田政行シェフと同じく、木に登ってしまったというか、完全な勘違い状態に陥ってしまったのではないでしょうか。
現在、以前に比べ食材、技術、さらに表現方法、哲学において、HAJIMEは過去最高のパフォーマンスが表現できていると思います。
料理、サービスの技術、細部にこだわるために客数を少なくし、すべての分野において研究、改善を重ね、レストランとしてのクオリティ、楽しさ、面白さの進化と深化が増しているのを実感しています。
2009年を評価し、2012年を評価していないのは全く意味がわかりません。フランス料理というカテゴリーから抜け出したのが、原因でしょうか。
以前のままの方が、支持をされるということでしょうか。
料理や食後感の評価は、当のシェフではなくミシュランや客が決めるもの。
過去最高のパフォーマンス、進化、深化と勝手に自分で判断することは
単なる自己満足 自己陶酔
であると友里は考えるのですがいかがでしょうか。
こう言っては大阪人に怒られるかもしれませんが
コース代金2万6250円(サービス料10%不含)は、フレンチ不毛の大阪で乖離しすぎていないか
HPでの勘違いはこれだけではありません。
http://www.hajime-artistes.com/jpn/about_world.html
http://www.hajime-artistes.com/jpn/about_philosophy.html
http://www.hajime-artistes.com/jpn/menu_mind.html
宗教家か哲学者かと見紛う大仰な表現が氾濫しております。
まだ若いと思われる米田シェフ、どこまで行ってしまうのでしょうか。ここまでくると
誇大妄想に近いのではないか
とさえ思ってしまうのであります。
問題ばかりのミシュラン、まずは米田シェフを持ち上げてから今回のハシゴ外し。販売部数のこれ以上の激減を防ぐため、降格サプライズを仕掛けたのでしょうが、これを
マッチポンプ
と言うのではないかと友里は考えます。
3つ星取ってしまって周りから持ち上げられすぎたのでしょうか、米田シェフ。勘違いが桁外れになってしまいましたが、これから先の人生が長い未だ若い料理人であります。
本来ならば今回の降格で冷水を浴びて目を覚ますべきでありましょうが、HPの反論を見る限り、その性格は修正されていないようです。
HPはその料理人や経営者の性格を如実に反映している
これでも冒頭のカンテサンス擁護者は
店のHPごとき・・・
社交辞令的なエクスキューズとして流すべきでは?
と言い切れるのでありましょうか。