恐らく今日のネットのブログは昨晩のオーストラリア戦の感想一色ではないでしょうか。
私も俄サポーターとして友里的にちょっと触れさせていただきます。
このドイツ大会では今まで強い国(ランキングが上)が順当に勝ってきたようです。
しかし昨日の試合を見る限り、どちらがランキング上位チームかわからなかった。
私は日本に対するFIFAのランキングは「過大評価」だと思います。どうみても日本のランキングは高すぎですよ。
ラッキーで試合の大部分をリードしていた日本ですが、ボール支配というかサッカーゲームをしていたのはオーストラリア。シュート数もかなり差がありました。というか日本はまともなシュートが打てなかった、打たせてもらえなかったと言えるでしょう。暑さに強い、体力戦になったら日本が有利との戦前の予想もありましたが、まったく正反対。日本だけがバテバテでした。
まったくマスコミや評論家の事前予想は当てになりません。読売新聞も敗戦後に川口選手に厳しい論調となっていましたが、よくまあ一夜で掌返した紙面をつくれると感心します。
昔の対ブラジル戦の「奇跡のスーパーセィヴィング」が今尚瞼に焼き付いていますが、イギリスはじめ欧州のクラブではレギュラーになれなかった現実。また日本も欧州組が多いと言われていますが、先発レギュラーがほとんど居ないのですからマスコミは最初からもっと冷静になるべきだったのではないか。
しかしここにも、マスコミの悪い体質、「煽り記事」の問題点があります。要は新聞なり雑誌が売れればいい。
グルメ雑誌や評価本もネガティヴではなく煽った内容の方が売れるのと同じ構図なのでしょう。
そして、素人として言わせてもらいますと、中田選手も「過大評価」ではないか。前半終了時とか試合でないところでチームメイトに吼えて目立っているけど、肝心の試合で何をやっているのか、全然わからなかった。
「キラーパス」はとうの昔に封印して今はただの守備要員に徹しているのでしょうか。
ワールドカップで世界のスターのフリーキックを見てしまうと、中村のFKが世界レベルというのも疑問に思うようになりました。
ほとんどの選手たちは一所懸命やっていると思うので、手抜きで儲けしか考えない性格の悪い料理人と比較するのは失礼だと思いますが、FIFAのランキングも含めてマスコミがチーム実力と個人能力を「過大評価」。
マスコミに注目されたいが為、わざわざ成田着陸寸前に機内のトイレで奇抜なウエアに着替える「勘違いサッカー選手」がチームに君臨していること自体がなにかの間違いではないかと考えます。
どこの業界でも「勘違い人間」の出現は害あっても利はないでしょう。
かくいう友里も店関係者には「勘違い人間」と言われているようですけど。