中国の経済指標悪化などを受けてNYが大暴落しただけでも痛いのに、今朝のニュースは
ボストンでのテロ?爆発一色
であります。
この原稿を書いている段階では未だ東京のマーケットは開いておりませんが
暴落は必至
ではないでしょうか。
爆発の犯人?はサウジ国籍との報道もありますが、今回の惨事だけで終息してくれるのか。アメリカが反撃してまた泥沼にはまってしまうのではないかと心配であります。
今朝ほど読者の方から、海外の投資家(優秀なファンドマネージャーも)はGW前に日本株を売り抜けるつもり(もう逃げているかも)だとの情報をいただきました。
ただでさえ地合が悪いところに、このテロ?と北朝鮮のミサイル問題。
一度リカクしておいたほうが良かったのではないかと、株下手な友里は後悔しかけております。
さて先週、たまにチェックしている「信長のシェフ」(コミックでTVドラマにもなった)の原作者のブログで面白いネタを見つけてしまいました。
私はフランスで6年間不法就労していた
あの有名シェフなど、経歴欄に「トロワグロにて修業」と書いてある有名シェフたちは『無給(研修生、お客さん扱い)』で働いていた?!
と著書で告白しているシェフがいるというのです。
早速アマゾンで購入してしまったその本は
フレンチの侍(市川知志著 朝日新聞出版)
あの「シェ・トモ」のオーナーシェフが著者(ゴーストがいるかも)の、帯には
華やかなレストランの裏舞台(舞台裏の方がゴロが良いと思うんですけど)
という自伝のようなものであります。
早速この「西村ミツルの料理店」にあった問題の2カ所をチェックしました。
29ページに、フランスで労働許可証を取得するのは難しかったとの回想で
結局、私は六年間観光ビザのままだった
観光ビザで働いていたのですから確かに「不法就労」でありますが、当時は珍しくなかったのではないでしょうか。
また97~98ページに記述されているのが、無給から月三千フランの給与での契約延長のくだり。
私が知る限りで(トロワグロから)給料をもらえる最初の日本人になったのだ
市川シェフのトロワグロ時代は1990年前後であります。当時既に自店を出していた有名シェフである井上旭氏や三國清三氏も確かトロワグロでの修業をウリにしていましたから、市川シェフの前にトロワグロで働いていたはず。
当時のスターシェフである井上シェフや三國シェフの存在を市川シェフが知らないはずがなく、彼らは日本人であると思いますから
三國さんや井上さんは『無給(研修生、お客さん扱い)』で働いていた?!
ということも確かに言えるのであります。
西村ミツルブログにもありましたが、
こんな事(不法就労で三千フラン貰っていたことや先輩シェフの修業実態の暴露)を公開して大丈夫なのか
酒の席での自慢ならわかりますが、公器とは言いませんが大新聞系の出版社から出している立派な単行本であります。
フレンチ業界の重鎮達からイジメを受けないか、市川シェフの今後が心配な友里であります。