ベンツジャパンよ、大丈夫か。
きょうび、ベンツに乗りたいと思う人は激減していると思うのですが(ベンツ所有が自慢になるどころか負い目になっている雰囲気)、貧すれば鈍するとはこのことなのか。
昨日TVのCMを見て、友里は椅子から転げ落ちたのであります。
メルセデスの本気
と、あの口だけで終わった本田を使ったCMを垂れ流していたんですね。
ベンツジャパンは、ワールドカップで最悪でも決勝トーナメント進出を想定していたのでしょうか。
なんとかアンバサダーに就任させて7.11発売の新車を大々的に売り出したかったのでしょうが、ベンツジャパンの経営者、頭を使っていたのか。
メルセデスが何に本気を出すのかわかりませんが、
口だけで終わった
上には上があるということがわかった
と会見で宣った日本代表たちの中心選手である本田を出演させると言うことは
メルセデスの本気も口だけなのか
メルセデスの新車より上には上の新車があるということなのか
と視聴者に思わせてしまうお笑いというか、自虐CMではないですか。
誰の発案で本田と契約したのか知りませんが、結果的にはどこに出しても恥ずかしくないミスチョイス。
既に契約してしまっているとはいえ、この「自虐CM」を垂れ流すことはベンツジャパンのイメージダウンにしかならないと友里は考えるのです。
友里がシャチョーなら、CMを放映しなくてもこれ以上の損(キャッシュの流出)はないでしょうから
口先だけの本田のCMは即お蔵入り
いや、リスクを考えて契約成立の条件に
最低でも3試合先発出場しての第一ステージ突破
を入れるべきであった。リーグ戦でのみっともない惨敗だけではなく、
怪我などアクシデントで不出場
の可能性もあったからです。
人の金(正確には会社の金)とはいえ、半端な額の契約金ではないはずですから、しっかりリスク管理をするのがまともな経営者としての義務ではないか。
どうせこんな判断をしたシャチョーは友里が言うところの
MBA持ちの渡りサラリーマン
だろうとネットでチェックしてみたら、「雇われ」以外は大ハズレ。
早稲田出のプロパー社員の成り上がり
であったのです。
最近の日本企業の最大の問題点は、真の経営センスがない単なるMBA取得者がお友達人事で雇われシャチョーにたらい回しで就任すること(友里はこれを「渡り」と言っております)だと思っていたのですが、プロパーでもこんな甘いシャチョー委任が行われているということなのか。
一刻も早く本田との契約の事実を隠蔽しCMをお蔵入りとすることが、イメージダウンを最小限にする策であると友里はメルセデス・ベンツ日本株式会社にアドヴァイスさせていただきます。