連日ブログのネタ不足に悩む友里に、掲示板で提示いただいたのが本日のお題であります。
味がわかっていたかおおいに疑問ですが、文化人や著名人が足繁く通ったという「銀座キャンドル」。
銀座にある普通の洋食屋なんですが、山本益博氏が絶賛し続けていたからか結構注目されていた店でありました。
自由ヶ丘にも支店を出すなど一時は勢いがあったようですが、3月31日、事実上の倒産となったようです。
http://www.tsr-net.co.jp/new/sokuho/1200871_717.html
記事によると倒産の決まり手は
昨年2月に近辺のレストランに対する酒類や食材の共同仕入れとして商事部門を設立した
ことでしょうか。横浜ららぽーとの支店は、オープンして半年ですぐ撤退したそうですから、リーマンショック後の不況の真っ直中でのこの事業拡大が、大きく足を引っ張ったといって良いでしょう。
以前のブログにも書きましたが、私は何回か同店を訪問。またマスヒロさん主催の食事会(グラスワイン1杯だけのCP悪い会でした)にも出席したことがありますが、勘違いせず地道にこの1店だけを謙虚に営んでいたら、こんな事態にはならなかったと考えます。
しかしここ数年のマスヒロさん絶賛の店、行き詰まってしまった店が目立ちます。
ソーホーズグループ(れい家菜)、genten、虎ノ門青柳、そしてこのキャンドル。
でもこのような結末は、マスヒロさんの応援によって店が行き詰まったのではなく、行き詰まりそうな店がマスヒロさんに救いの手を依頼しただけと私は考えます。
つまりもう、マスヒロさんのアドヴァイスやプロデュース、そして宣伝記事では客が増えないということでしょう。長い目で見たら、持続的な効果がないのではないか。
現在絶賛記事に頼っている店、これから絶賛記事を依頼しようと思っている店に私は申し上げたい。
集客への一番の近道は「食後感」の向上です。不自然な「ヨイショ絶賛記事」ではないと言うことに、そろそろ気付いた方が良いでしょう。
友里掲示板にアンチから、
また喜々として倒産情報を書いている
閉店情報の友里
と書き込まれそうです。