身に覚えのある人には脅威のアプリか、カレログ

(野田)代表がドジョウであるならば、私はドジョウが住みよい泥になる

アナゴさんこと平野博文国会対策委員長の発言であります。
本人が裏方の「泥」に徹すると言う意味でしょうが、先の鳩山政権では発足当時TVにしゃしゃり出るなど自己顕示欲旺盛な方。
その割にペテン師と揶揄された菅さんにあっさり騙される「覚え書き」問題など脇が甘いというかアフォというか、裏方としての

資質もない

と思う人は友里だけではないでしょう。
また官房長人事も難航しているようですが、有力視されている岡田さん、マスコミの評価(政策通)と反対に党内ではまったく人望がない(協調性がない)だけに、与党や野党との

人間味ある交渉?

ができるのかどうか疑問であります。

さて昨日、友人から

スマホを持っていないだろうな

との確認がありました。なんでも8/30に、アドロイド系スマホのみですが

探偵機能がある(尾行されると言う意味)アプリ「カレログ」が発売された

と言うのです。まずはその紹介ブログをご覧下さい。

http://journal.mycom.co.jp/news/2011/08/30/103/

カレログとは「彼氏追跡情報サービス」というものだそうで、発売当時のセールスポイントは、彼氏や旦那の行動を把握するため、GPS機能を使ってリアルタイムに位置確認が出来るというもの。
しかもこのアプリの恐いところは、行動確認対象の彼氏や旦那のスマホ(アンドロイド系)にこっそりこのアプリをダウンロードしても

(当の彼氏や旦那は)ちょっと見にはダウロードされたことがわからない

という点であります。
つまり彼氏や旦那の行動を確認したい人(彼女や奥さん)が行動確認対象者(彼氏や旦那)に内緒で勝手にダウンロードしてこの「カレログ」を仕込み、自分のPCで常時行動を確認できるシステム。
簡単に言えば

知らずに自分で探偵を背負って歩き回っている

ようなものなのです。プラチナ会員になると

通話記録までリアルタイムで把握できる

とありますから、こんなアプリ、黙って仕込まれたら、身に覚えのある人は「イチコロ」となってしまうでしょう。

本邦初公開となると思いますが、本業関係というか業務上の問題で、友里は以前探偵に尾行された経験があるのです。ですからこのアプリの恐怖がホント理解できるのであります。
四六時中尾行する探偵くん、要所要所(駅やホテルなど)でそれとわかる目印(駅名とか店看板、時計)を入れて写真を隠し撮りしているんですね。

あるときは昼の会食で、ドアが開いた瞬間に望遠で撮られたこともありました。(新丸ビルのヌーヴェルエールは普段ドアを閉めている)
後にこの探偵社の調査報告書(ほとんど写真ばかり)を入手してわかったことであります。

又ある時には尾行に気付いて本人を締め上げ、逆にその尾行マンの顔を携帯で撮ったこともありました。ホテルのスタッフに引き渡したのですが、彼らは2名で行動する場合が多いようで、カタギにはちょっと見えにくい人が引き取りに来ましたっけ。

一度尾行に気付きますと、いつでも尾行されているような気がしてしゅちゅう振り返る癖ができてしまいます。
単に振り返るだけではなく、角を曲がってすぐ立ち止まって尾行してくるか確認するなど友里は一人で

探偵撃墜ごっこ

をしているのですが、たまに慌てる人を見ることがありますから、未だに尾行されているのかもしれません。

先日も、出張先で滅多に行かない二次会が遅くなりホテルへついたのですが、午前2時前だというのにホテルの反対側の道には、窓を開けたままの白い不審車が停まっていたのです。
まあ10年近く友里征耶として飲食業界から忌み嫌われ続けておりますから、身内だけではなくこのような行動確認をされる可能性は高いのでしょうか。

しかしこの「カレログ」、好きこのんで自分の行動をチェックしてくれとダウンロードする彼氏や旦那は希有ではないか。
つまり知らずに仕込まれるはずですが、この個人情報の遵守が唱えられている日本で、こんな事が許されるのか。
この「カレログ」のミソは、行動確認対象者のスマホにダウンロードさせるという点でありましょう。つまりダウンロードする際の

形式的な本人確認(彼女や奥さんがやってしまう)

をすることにより、カレログ側はその個人情報問題をクリアできると考えたと推測します。
しかし、8/30の衝撃的な発売発表で身に覚えのある人が如何に多かったのか、多くの批判や厳しい意見が殺到したようです。

http://karelog.jp/

端末保有者との厳密な本人確認

などプライバシーや人権の観点から、早急にシステムを見直すとの「お詫び」の文章が掲載されております。
まあ、本人の同意無しの行動確認は、警察など当局がやる以外は

立派な行動

とは言えません。このような状況で盗撮された写真は、当事者間のネゴでは脅しにはなりますが、裁判など公式な折衝では証拠として採用されないのではないか。

私は全国の「身に覚えのある」人たちに言いたい。カレログは勿論、尾行にも日夜気を配る必要がありますが、万が一証拠写真を提示されたとしても

ビビらずに堂々と跳ね飛ばせ

と。裁判では使えない盗撮写真、裁判慣れした人なら、何ら脅威にはなりません。
そして最後、探偵の尾行を気にしている人にも言いたい。

尾行する探偵は男性だけではない

と。カメラを仕掛けたカバン(ショルダーが多い)を不自然に感じないのは女性の方でありましょう。
急にタクシーに飛び乗っても、厳密には個人情報違反でしょうが

タクシー会社に連絡して客の降車場所を聞き出す

こともするようです。
秘密の場所へ行く場合は、尾行バイクにも気をつけて、何回かの乗り換えをオススメします。