芝浦工業大学教授・古川修氏の損害賠償請求事件 4 第一回弁論期日終了

先日、芝浦工業大学システム工学部教授・古川修氏が(株)日刊現代と友里征耶を名誉棄損等で訴えた裁判の第一回弁論期日が行われました。
数人の方が傍聴し、メモをとっておられた熱心な方もいらっしゃったと聞きました。こんな裁判に興味を持たれる方がいらっしゃるのかと感心したのですが、原告本人の古川修氏がしっかり原告席にお座りになっていたと聞き、大変驚きました。私は法人の代表として原告、被告と何回か裁判を経験しましたが、当事者でも普段は傍聴席に座るだけでして、原告席、被告席に座ったのは尋問の時だけでした。
今回私は裁判所へ行きませんでしたが、この弁論期日は訴状や答弁書の陳述(裁判所へ正式に提出されること)と次回期日を決めるだけの儀式のようなものでして、時間にして5分かからなかったのではないでしょうか。
大学教授、そして色々な公的役職を兼務、と幅広い活躍で大変お忙しいと思われる古川氏ですが、わざわざ裁判所のしかも原告席に座られたということは、大変な意気込みだということでしょう。
何より感心するのは、平日の午前中に私的な問題で東京地裁へ出廷できるほど、本業の大学教授や公的なお仕事の処理が速いということです。私なんか、本業が忙しくてなかなか時間がとれません。
海外の学会や関西の大学へ出張された際も、かなり精力的にワイナリー、レストラン、日本酒蔵元などを訪問されています。出張のメインの仕事の処理が超人的に速いからこそ出来ることで、普通の人は出張の合間にあれほど精力的に趣味の分野の訪問ができないと考えます。
彼の副業に関する精力的な行動を温かく見守る「芝浦工業大学」も大変懐が深いと言えるでしょう。
読者の方から聞いて古川さんのコラムを見て、7月はじめで休載することを知りました。村公一さん、西崎ファーム、秋鹿、宗玄、岸由、こびき、虎屋壺中庵、そして知人や応募読者たちとの宴会内容の羅列など、コラムの題材はかなり限られていると思うのですが、その限られた題材で700回以上も読者を引き付けるコラムを掲載し続けてきた古川氏の「筆力」にも感心した次第であります。
今回の弁論期日では他に開示するような重要なものはありません。原告と違って、被告は急いでいないのでしょうか、(株)日刊現代の主張が未提出ですので、次回までに提出するよう裁判長から書記官通じて代理人へ連絡するよう指示があったくらいであります。