肝心の粉飾、もとい、不適切会計に至った動機が糾明されていないのではないか、東芝第三者委員会報告書

報道されていたより少なかったのではないか、修正利益額。

3000億円に達するかもと言われていただけに、

 

ほぼ半値で終わってしまった

 

ではありませんか。

 

東芝、組織的に会計操作…第三者委報告書

https://archive.is/VtdJm

 

銀行OBでも会計や経理がまったくわからないのに、

 

元高検検事長や弁護士が経理や会計をわかるはずがない

 

と友里は思うのですが、委員会はどうやってこの数字をはじき出したのでしょうか。

何とか上場廃止(社長連の刑事告訴も)を免れる額がこの辺りなので、そこへ持っていったのではないかと性格の悪い友里は思ってしまうのであります。

予想している額より少なかったですし、社長連の辞任も想定通り。
本日の東芝株価は

 

悪材料出尽くしで、とりあえず上昇

 

と株下手友里は読んでおります。

 

しかし理解できないのは、こんな1500億だか3000億の粉飾、もとい、利益かさ上げを何年間にもわたって(つまり年に換算すると数百億円)なぜ強要したかと言うこと。

東芝の見かけ上の利益は年で2000億前後ありましたから、こんなインチキをしなくても赤字に陥ることはなかったんですね。

しかも連中はオーナーではなく、単なる

 

サラリーマンシャチョー

 

よく言われていることですが、雇われ社長は

 

社長になった瞬間に、社長をやめた後の人生設計を開始する

 

つまり、社長時代に如何に個人的に利益誘導をもってくるかを考えるんですね。会社の事なんか、考えている暇はないのです。

 

そこで性格の悪い友里が出した結論、

 

権力基盤が脆弱で、利益水増しで基盤を強化しないと己への利益誘導が出来なかった

 

からではないか。

 

とにかく、歴代のシャチョウー連中は、もらった報酬を全額返還し、粛々と株主代表訴訟を自腹で応訴する準備に入るべきであると友里は考えます。