線香花火か蝋燭か、たちあがれ日本

築地市場が鮪の競りの見学を禁止してしまい、外人観光客がガッカリしているようです。
競りの見学者の95%が外国観光客だそうですが、見学客が増えすぎたことと、カメラのフラッシュが業務に差し障ることが禁止の原因だとか。

先日の採決で何とか一息つきましたが、マグロ捕獲への風当たりが完全におさまったわけではありません。
楽しみに来日した外国観光客を不機嫌にして帰国させてしまうと、日本の(実際は築地市場ですけど)対応への不満をまわりにぶちまけ日本への観光客招致の足を引っ張らせるだけではなく、アンチ鮪捕獲の信者に仕立て上げる可能性もあります。
フラッシュが気になって競りが出来ないなら、政治屋やタレント、スポーツ選手たちは仕事や記者会見が出来ないではないか。
見学人数が多すぎるなら、整理券を配るなりして人数だけを規制をすればいいだけのこと。見学マナーも外国語が堪能な職員を数人配置するだけでコントロールすることができるはず。
築地市場を運営している団体の役員は、どうせ東京都などからの天下り人が主体なのではないか。老齢で頭の固い連中が安直に考える無意味でデメリットだけの規制と考えます。

オリンピック招致や新東京銀行問題などの追求で完全な落ち目と思っていた石原慎太郎都知事。新党こき、もとい、平沼新党の生みの親みたいな存在感を出してがぜん浮上してきました。
ホント、この人、機を見るに敏といいましょうか、態度のデカさと追求の目先を変えて逃げるのが得意な人であります。
今朝のTVでは石原都知事、都知事職を投げ打って今夏の参院選へ新党から自らの出馬を考えていたと報道しておりました。
雰囲気をみて出馬を断念したようですが、参院議員や衆院議員を勝手な都合で辞職した実績があるだけに、オリンピックや新東京銀行の問題を追及しないということを担保に、何をしでかすかわかりません。

今朝の新聞(読売)での「たちあがれ日本」の扱いスペースは昨日までと違って激減。埋没気味だった国会議員5名への注目度も線香花火のようにわずかな時間で終わってしまうのか。蝋燭の最後の灯火と同じく議員生命もこのまま消え去ってしまうのか。
少なくともマイナスイメージが強すぎる石原氏の影を消さないと、この新党の未来は厳しいと考えます。

今朝の『創遊ライフ』ウォッチング 
古川修氏、まだブログを更新しておりません。件のブログ(2/7付け)のコメント数はなんと27に増えております。