欧州や北米へ移動する際の機中10数時間、行きは寝られないので暇な時間をつぶすには映画鑑賞に私は徹しております。帰路は飲酒後に爆睡してしまうのですけど。
見逃してしまった映画だけではなく、たまに日本未公開の映画を先行上映しているのも嬉しい限り。特に今回のアメリカ行きの機中での映画はなかなか充実していておりました。
今年公開されていたグリーン・ホーネットやアンノウンは、ストーリー展開に無理があるというか荒唐無稽というか、ツメが甘いと思いますが、それなりに退屈しなかった。
かなり昔に上映されていたジョンQとミスティック・リバーも嫌なアメリカ社会の現実や重苦しさがあってまずまず。
そして今回一番楽しめたのがこの7月8日上映予定の
アイ・アム・ナンバー4
http://www.movies.co.jp/no4/?
異星人の超能力もので、まったく荒唐無稽でCG多用の一見オコチャマ映画。9人の異星人(ナンバー1からナンバー9まで)と地球制圧を狙う悪の異星人たち(いかにも悪役という外観)の戦いを描いたストーリーであります。
何故かナンバー4が主役でその他の正義の異星人はナンバー6と2名しか登場しない不思議。(冒頭で1から3迄の3人が殺されたことになっています)
どうやらシリーズものとして何年も引っ張るつもりのようですが、トンデモ超能力や怪獣が登場するバカらしいストーリーながら帰路の機上でもう1回見てしまったほどでありました。
小説からの映画化として同じハリーポッターシリーズより造りが雑な感じがしますので日本で流行るかどうかわかりませんが、タダなら見て損はない映画であると思います。
それでは本題。
正式に拙著「絶品レストラン」(鉄人社)の増刷が決まりました。初版数を抑えたからか、2刷りが初版数とたいして変わらないくらいの冊数と予想外に多かったことに驚きました。これも僅かなファンの皆様と数多いアンチの皆様のおかげと
あらためて御礼申し上げます
また何人もの方から、誤字脱字など間違い箇所のご指摘をいただいております。増刷分に出来るだけ反映したいと思っておりますが、間に合わないものは3刷り目(あくまで願望)でしっかり直したいとと思いますので、お気づきの点がありましたら、今後もご連絡をお願いします。
2刷り分は来月はじめには刷り上がるようですが、在庫の山とならないこと、その後も増刷が出来ることを願うばかりであります。
本日もNYで食べた料理の写真をアップします。
ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブションでの2皿。アラカルトのガスパッチョは物足りない量でしたが味は日本と同じか。最近フレンチやイタリアンでもよく見かけるものですが、味にそんなに違いがでるものではないでしょう。誰でも、どの店のガスパッチョでも、美味しく感じる料理であります。
そしてもう一つは、クシというオイスターの加熱料理であります。ワシントンやNYのレストランでは、クマモトと並ぶ人気・高級牡蠣だと思います。
?