今朝のTVでは、
市川猿翁、猿之助、中車、団子
の襲名披露公演が昨日あったとの報道がありました。知り合いの関係から年に数回歌舞伎を見に行くだけの友里、素人ではありますが猿之助はさておき
猿翁、中車、団子
なんて役者名があるとは知りませんでした。(香川照之の襲名で中車は昨年から知っていた)早速昨日は
宙乗りやスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」
が披露されたようであります。マスコミは好意的に報道しておりますが、確か歌舞伎の重鎮から猿之助は以前に「サーカス」と揶揄されるなど歌舞伎の守旧派からは
キワノモ扱い
されていたはず。映画やドラマの俳優から突然の歌舞伎俳優宣言とこのサーカス扱いから、香川照之は冷遇されているとの情報もありました。
確かに素人の友里としては、40半ばまでほとんど稽古をしていなかった人がわずか1年で歌舞伎の舞台(でも亜流)に立てるのかという疑問もあります。でもその歌舞伎俳優も、たとえば海老蔵はたしか
TVドラマ
にでていたはず。映画にも出演していたのではないか。
歌舞伎からTVや映画への殴り込みは簡単で、映画・ドラマ俳優から歌舞伎俳優への転身は難しいということなのでしょうか。
これが本当なら飲食業における和食と鮨の関係に似ているではありませんか。
和食から鮨へはすぐ転身できるがその逆は無理
でも歌舞伎界に香川照之(市川中車)が溶け込めないとしたら、それは経験ではなく、香川照之の
学歴(東大卒)
に問題があるのではないかと友里は考えます。東大出の舞台・映画・TV俳優は存在するでしょうが、歌舞伎の世界では非常にレアではないでしょうか。
なぜ今まで積み上げた評価や経歴を捨てて、あの歳で亜流(人気はそれなりにあるらしい)の歌舞伎業界へわざわざ飛び込んだのか。しかもまだ幼い息子を道連れにして。
友里得意の例えにするならば
3つ星鮨職人の荒木氏(あら輝主人)が京味に入るようなもの
ではないか。
友里には理解できない転身でありますが、ここでこの例えと違うのは、その飛び込んだ先の親玉が亜流(人気はある)とは言え実父だということ。実子ではないですが、紆余曲折あって実家に戻った現京都吉兆の主人みたいなものと言うと、また怒られるかもしれません。
さて前からよく目にしていたリヤカーでの豆腐引き売り。西麻布や六本木、そして銀座という繁華街でも
築地 野口屋
がうろうろしているのが気になっておりました。客が買っているところを見たことがなかったので儲かっているのかと調べたところ、なんと昨年末にこの「築地野口屋」の運営会社であった
(株)ターベルモーノが自己破産
していたと知ったのです。(しかしなんと安直というか、いい加減な社名ではありませんか)
http://blog.goo.ne.jp/humon007/e/d695477b0d93a8451d8b9fcf9aff1ec2
最近も見かけた「築地野口屋」のリヤカー、ターベルモーノの前役員が事業を継続しているようです。
歩合制を採用しているとは思っておりましたが、まさか
米などの買い取り
までバイトや従業員にさせていたとは知りませんでした。果たして新生「築地野口屋」は真っ当な従業員待遇をしているのか、その答えは近いうちに出るのではないでしょうか。
しかし豆腐は鮮度も重要のはず。いくら保温しているとはいえ、長時間引き回した豆腐、果たして美味しいのか。機会があれば購入してみたいと思います。