普段は偉そうな暴言を吐きつづける石原都知事。大相撲の八百長に関しては
昔からあるじゃないか。みんな知っていて楽しんでいたんだろ
と珍しくまともなことを言っておりましたが、この4月の都知事選への再出馬に関しては相変わらずダンマリを続けております。
ファザコンの長男・石原自民党幹事長を使って昨日4選出馬を要請させておきながら
世の中に人材はもっとたくさんいる
とか言って受け流したとか。こんな親子の出来レースを大きなスペース使って垂れ流す読売新聞、老害ナベツネはじめ罪は大きい。
都知事選は後出し(最後に出馬宣言)が有利だということではっきり態度を示さず引っ張っているのでしょうが、四男と同じく己が
余人に代え易い
なら早く不出馬宣言すれば良いのです。他の候補希望者も後出しを狙っているわけですから、出ないなら早く宣言してあげた方が、他の人材にとって有り難いではないか。引いては東京都民の為になるというものです。
後わずか2ヶ月の東京都知事選、現職のくせに現段階で出馬するかしないかを迷っているとしたらそれは
単なるアフォではないか
早期の不出馬宣言はレームダック状態をうみ、己の不祥事を在任中に暴露されやすくなるので避けたい気持ちはわかりますが、この最終段階で不出馬を決めていていながら不出馬宣言をするデメリットは彼個人ではもうないでしょう。
自民党として他の党の候補者を牽制する意味合いはあるでしょうが、彼は究極の
私利私欲、自分勝手、公私混同
と思われる人。息子達さえダシに使っているくらいですから、自分さえ良ければの老害であります。最後の最後で4選出馬を宣言してくると私は考えます。
私は公私混同の権化・石原都知事に言いたい。
世の中にはアンタより私利私欲を持たない人は沢山いる
最後くらい男らしい態度を示せ
と。税金で一家4人(落選中の三男と都から報酬をもらっていた余人に代え易い四男をカウントしています)を養うことの無意味を、そろそろ東京都民は気付くべきでしょう。
イントロが長くなりましたが、掲題です。
伝統芸である八百長が表に出てしまって右往左往の相撲協会。新公益法人への移管に際し、一般財団法人になって法人税を支払うようになったら
相撲協会は成り立たない
と言っているそうです。頑なに法人税(税率30%くらい)を払いたくないという主張に私は呆れかえったのです。
以前のブログ(法人税減税に関して)で、法人税は儲けに対して課税されるものだと書きました。つまり、利益が出なければ法人税は払う必要がないのです。
ですから私は、相撲協会がなぜ法人税を払わなければならない一般財団法人になったら存続が危ぶまれるようになるのか理解できないのです。
儲かって利益がでて、その中のわずか30%(地方税である事業税は除く)を払うだけでなぜ潰れるのか。
世にゴマンとある一般法人はみんな法人税を支払う立場で頑張っているのです。赤字でヒイヒイいっている会社の経営者たちは
早く利益を出して税金を払えるようになりたい
と頑張っているのではないか。実際儲かってくると払いたくなくなる人が多いようですけど。利益が出ている会社が法人税を払っただけで存続出来なくなるなんて
一般常識では考えられない?
と私は声を大にして訴えたい。
相撲協会の経営者(理事達)は利益を上げても、30%の税金を払ったら運営できなくなると言っているわけですから、換言してあげれば
自分たちは無能です
と宣言しているようなものなのです。大新聞はじめ、マスコミがこのことに触れないのが私には不思議でなりません。