本日発売の週刊ポスト、GW合併特大号は読売新聞の広告によりますと宗教法人特集であります。
大スポンサー(教団発行の雑誌や教主の本の宣伝などを大量に打ってくれる)である宗教法人への、ヨイショではなく問題提起はマスコミ界のタブーのはず。大新聞にはできないことだと思っていたのですが、週刊誌は違うのか。
「宗教法人課税」4兆円増税計画
これで消費税増税なし-小沢一郎が構想し財務省も本格検討中、朝日新聞も突然報道して騒然!!
とありました。
友里も宗教法人へは徹底的に課税すべきと主張しているのですが、堂々と世間でこの議論が出来るようになったのでしょうか。
宗教法人へ課税すれば消費税増税はなしとなれば、日本国民の中で反対する人が存在するはずがないと思うのですがいかがでしょうか。
正月の初詣、法事、観光地での参拝、そして困ったときくらいしか宗教法人と接触しない友里でありますが、これが平均的な日本人の宗教への関わり具合ではないでしょうか。
このような立ち位置の人が宗教法人課税に反対する理由はまったくないはず。では熱心な信者はどうなのか。せっかく貯めた虎の子のお金をせっせと上納している一般庶民も正直な話、消費税増税と宗教法人課税を天秤にかければ
宗教法人課税
をとるのは人情というものではないでしょうか。では、宗教法人課税に反対する人種はどんな人なのか。まず考えられるのは一般庶民から集めた潤沢な資金で暮らしている
宗教法人幹部(市井のお寺も含めて)
でありますね。友里だって、法人税や所得税が非課税であったら課税に反対するかもしれません。既得権がなくなるからです。
そしてその他といいますと
宗教法人の援助(資金や票、宣伝費)をうける政治屋と大マスコミ
このくらいしか宗教法人課税に反対する人はいないと友里は考えるのです。
つまり、マイノリティもマイノリティの、ごく少数の人のために
多くのマジョリティが損している
という構図。いくらノイジーには弱いとはいえ、これでは民主主義ではないと私は考えるのであります。
以前、顧問の税理士から医療法人の納税にもまだ問題が残っていると聞いたことがあります。一般にはもうそのような優遇処置はなくなっていると思っていたのですが、まだ残っているというのです。
詳しく調査したらそのうち取り上げてみようとも思いますが、こんなことを書くとまた敵を作ってリスクが増えるでしょうが
宗教よりはるかに医療の方が人類への貢献度は高い(異論ある方はいらっしゃるでしょうけど)
と無宗教に近い友里は思ってしまうのであります。
世の中は例外つくる、特別扱いをする、などを考えるから
利権が発生する
のであります。シンプルに法人、個人とも収入(決まったルールでの経費を控除)に課税すれば
利権屋は激減
すると思うのですがいかがでしょうか。今回の消費税増税でも、新聞はじめ例外をつくろうとしている動きがあります。ここに役人や政治屋が介入して
役得
が生まれるのですから、いつの時代も損するのは一般庶民であると言えるでしょう。
さて過食のオコチャマ、もとい、美食の王様こと来栖けい氏が引退することは以前のブログで述べました。今回は、なんとその
引退会見
をすると聞いて、友里、椅子から転げ落ちそうになったのです。
http://cookforjapan.com/archives/650
おいおい、会見するほどの大物だったのか
と突っ込もうと詳細を調べてみましたら、予想どおりこの引退会見の仕掛け人は、回転寿司レベルから慌てて高額店へ通い始め、わずか1年でグルメを自称しだした放送作家の
わぐりたかし氏
あの宜保愛子と大槻教授のバトルでは怪文書飛ばしたと噂された人物であります。
会見場所はなんと王様が出資するレストラン「エキュレ」。これを知って、もしかして有料ではないかとよく見たら
立食型式で会費は1万円
となっておりました。引退会見が有料と知って、椅子から転げ落ちるどころか床をのたうち回りそうになってしまったのであります。
先ほどチェックすると、40名の定員は既に売り切れだとか。
集客が順調ならわざわざ「エキュレ」で引退会見をすることはないでしょうから、来栖けい氏
商魂たくましい
とあらためて感じたのであります。