友里のネタ元である「おとなの週末」の「山本益博の食べ歩き手帳」。毎月かかさず購入して読んでいるのですが、毎回同じような店ばかりを取り上げているようでまったく新鮮味がありません。
マスヒロさんと親密だと思われる店、たとえば「キャンドル」、「パッソ ア パッソ」、「次郎」など毎回登場しているような印象をうけていたので、別に暇だったわけではないですが半年前まで遡って登場した店をチェックしました。
意外だったというか上記の常連店、毎月は登場していませんでした。
半年、つまり6回の掲載機会での集計での掲載回数は、
キャンドル(洋食?):2 レ・セゾン(フレンチ):2 青柳(和食):2
パッソ ア パッソ(イタリアン):2 吉遊(蕎麦):2
ミッシェル・トロワグロ:2 カランドリーノ(イタリアン):2
福臨門(中国 東京と名古屋を一くくり):2
と3回以上の店はありませんでした。
実にうまくお気に入りの店を振り分けているのがわかります。
しかし「食べ歩き手帳」といっても原稿料貰って公開しているわけですから、本来ならば「公平感」、「透明性」が必要、自分になびく店を3割3分の確率で取り上げて店宣伝していいものなのか。毎回10店前後の掲載で、半分近くがお気に入りの店というのはいかがなものか。
「先生」と崇めてくれる従順な店への訪問が多くて「料理評論家」と自称していいものなのか。
「キャンドル」と「吉遊」を除いて他の店は星予想をしてミシュラン側に圧力をかけようとしているように感じます。普通の舌を持っている人ならマスヒロさんの評価を鵜呑みにするとは思えませんが、ミシュラン調査員は経験や実力がなさそうだと業界から漏れ聞いていますから、結構マスヒロさんの推奨を素直に受け入れているかもしれません。
2ヶ月遅れて3割3分の確率で常連店が登場するこの「食べ歩き手帳」、私のように突っ込みネタを探すような人以外に毎月期待して待っているような読者がいるのか疑問です。