昨日のブログ予想、案の定結果は逆となりまして日本シリーズ最終戦で中日が敗退してしまいました。
中日ファンの皆様、大変申し訳ありませんでした。ここにお詫び申し上げます。
しかしなぜスポーツに関する私の予想がこうもはずれるのか。納得できません。
今朝の新聞(勿論讀賣)で注目する記事(広告含め)が2点ありました。まずは大王製紙関連。
やっとと言いますか、第三者的に見れば遅かったのではないかとも思われる会社側の前会長への刑事告発。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111120-OYT1T00857.htm
この告発によって東京地検は強制捜査に入るようです。規模の大きな違いはありますが、他山の石として考えさせられることです。
つまり創業家といえども会社は自分だけのものではないということ。例え株式の過半を抑えていたとしても、法人として様々な恩恵(個人経営と比べて)を受けているのですから個人ものではありません。
まして創業家でもオーナーでもない単なる雇われ会長(讀賣は役員になると株式を会社から貸し与えるようです)のナベツネが、何十年も会社に君臨できること自体が一般常識からいうとあり得ないことなのであります。?
人間どうしても己には甘いもの。周りの誰もが文句を言わなくなってしまったら、会社は自分だけのものと思ってしまうこともあるでしょう。やりたい放題の裸の王様になることもあるかもしれません。
しかし、会社は株主だけのものではありません。まして雇われ役員のものであるはずがない。社員だけではなく、取引先含めたステークホルダーを経営者(雇われ含む)は常に頭に入れておかなければならないと考えます。
そして今回の讀賣グループの清武の乱。清武氏の電撃解任で収束するのではないかとブログで書きましたが、スポーツと同じでこれまた友里の予想がはずれそうです。
今朝の読売新聞の週刊誌広告では、今まではアンタッチャブルだったナベツネこと渡辺恒雄氏へのネガティブなキャッチが黒で塗りつぶされず全文掲載されております。
サンデー毎日では
渡辺会長巨人 崩壊の爆弾
週刊現代では
御年、85歳 まさか、このオレに歯向かうとは
凄いのは週刊ポストでありましょう。ブチ抜き33ページ総力特集と称し
巨魁・渡辺恒雄氏への「引退勧告」
とあるではありませんか。今までの読売新聞ですと、讀賣、いやナベツネに批判的なキャッチは黒く塗りつぶされていたはず。週刊現代の魚住昭X玉木正之対談では
ナベツネ独裁、それに異を唱えない読売社員って
という挑発的なキャッチ。その他
いったい、どー思ってんだろ 読売新聞記者たちに聞いてみたら
というものまであります。友里は今までナベツネ(故氏家氏も)の独裁を許すヘタレ読売グループ社員について揶揄してきましたが、遙かに影響力のある週刊誌が
読売社員をバカにするような
記述をしてきております。ここまで言われても読売社員はナベツネが怖くて黙り続けるのでしょうか。それとも週刊誌の広告のようにナベツネ離れが進んでリビアのように追放に動くのか。
皆様にはぜひ今回の騒動の推移に今後も注目いただきたいと思います。このまま簡単に収束してしまい、ナベツネが死ぬまで君臨し続けるとしたら、偉そうに政府や海外に苦言を呈する
読売の社説などアフォらしくて読めなくなる
と思うのですがいかがでしょうか。(実際友里はアフォらしくて読んでおりません)
週刊誌が主体とはいえマスコミにはアンタッチャブルといわれた東電や吉本興業に続いての読売批判。次なるターゲットはジャニーズになるのかどうか。今後が楽しみであります。