海外バスルーム事情

ネタ不足でとっさに思いついた「海外事情シリーズ」。本日3日目でようやく終了です。日増しに内容がなくなってきたと自覚するこのシリーズですが、本日のバスルーム事情までお付き合い下さい。

最近は改善されてきていますが、昔は5つ☆Lホテルでさえも設置されていなかったシャワーブースにハンドシャワー。バスタブの壁面や天井に固定されたシャワーで体を流さなければならなかったのが非常に苦痛でありました。

どこが苦痛なのか。上半身や足などについた石鹸(古い言い方)は洗い流せますが、下半身の一部分は水(お湯)が届かないから洗い流せません。
またまた尾籠な話になりますが、よって天井へ向けてお尻を突き出す体制をとって対応しておりました。子供を風呂に入れた際は、逆さまに担いで洗い流していましたっけ。

いつの間にか欧州のホテルでもハンドシャワーが普及しはじめ、更にシャワーブースまで別置されてきましたから、最近はトイレとは違ってバスルームへの不満はなくなってきております。
ただ数年前訪問したケアンズのホテル、シャワーブース内は固定シャワーだけでハンドシャワーが設置されていなかった。バスタブにはありましたから、最後にバスタブへ移動して仕上げをしなければならないという面倒さがありました。

私は、温泉など大浴場へ行かないかぎり滅多にお湯につかりません。家でも外でもシャワーだけで終わらすことが多いのですが、今回のイタリア地方のバスルームはちょっと変わっておりました。
なぜこの地にあるのか不思議な自称?5つ☆Lホテル。バスルームには当然シャワーブースがありまして、そこには変わった設備がありました。壁面にパネルがありまして、タッチ式のスイッチらしきものを触ったら温風がでてくるのです。シャワーブース内は広く座れるスペースもありましたので、

        サウナが設置されている

と喜んだのですが、いつまでたっても温度は生暖かいまま。どうやらただの温風ヒーターのようなもので、シャワーを浴びる前にブース内を軽く温めるだけのもののようでした。
翌朝市内へ出かけるため、部屋の掃除やリネン類の交換をして貰おうとタオル類をバスタブへ投げ入れようとバスルームへ行ってビックリ。なんとバスタブがないではありませんか。

バスタブを必要としなかったので気がつかなかったのですが、この5つ星Lホテル、ルーフテラスがついたジュニアスイートなのにバスタブが省略されていたのです。シャワーブース内の温風ヒーターもバスタブがないことの対策なのかもしれません。バスタブ愛好者にはつらい5つ☆Lホテルでありました。

本日はネタ不足(正確には時差ボケで早く起きられなかった)からの行稼ぎレベルのブログで失礼しました。