海外タクシー事情

昨日のブログ、祝日にもかかわらず掲示板は盛り上がりました。海外のトイレの不便さへの不満は潜在的に大きかったようです。
調子に乗って本日も海外事情ネタです。きっかけはアルバの郊外ホテル(と言っても5つ星ラグジュアリー)到着時、滞在3日間のタクシー予約をしたとブログに書いたことでした。

日頃はその高い検索能力で脳内妄想を実体験のごとく喜々として隔離部屋へ書き込んでいる方が、何を血迷ったかこのタクシー予約行為をやり玉に挙げてきたのです。まずはその書き込みをご覧下さい。?

http://tomosato.net/test/read.cgi/bbs/1285018211/191n

この方、はっきり言うとHN:朝倉キョウスケさん(HNを数回変更するもモウラのコメント欄時代からの常連さん)ですが、恐らく欧州はパリとかロンドンとか大都市に数日の滞在経験しかないのではないか。もしくはツアーのみの欧州経験のみかも。いやまったく行ったことがないのかもしれません。

確かにパリなど大都市では、星数の多い豪華ホテルの近辺には利用客を期待して待機しているタクシーはいるかもしれません。でも日本のホテルのように行列つくって並んでいるようなことはまずないでしょう。
大都市の主要スポット(地下鉄駅近辺、観光名所近辺など)にはタクシー待機場もあり、そこで客待ちしているタクシーに乗ることは出来ますが、原則日本のように手をあげて走っている車を止めることはありません。
タクシーは日本と同じく、ルーフトップには電気灯がついており、料金メーターを搭載しているのは日本と同じなのですが、大都市ではない地方や郊外では大きくこのタクシー事情は変わってしまうのです。

まず街中に一目でタクシーとわかる車が見当たらない。つまり、電気灯も料金メーターも搭載しておらず、いわゆる日本の「白タク」みたいな車がタクシーなんですね。
よってホテル(たとえ場違いで5☆Lがあったとしても)の近辺にタクシーが待機していることはありません。街中にタクシー待機場もないでしょう。

ではどうやってタクシーをつかまえるのか。地方や郊外にはバスや地下鉄がない場合があり、移動は歩き(自転車)か車以外に手段がない場合が多い。どうしてもタクシーを利用したいときは、ホテルや店で

タクシーを呼んでもらう

しかないのです。と言っても、近くに待機していることはないですから、数分では来ない。台数も限られているので、かなり待たされることもあるのです。

よって、ホテルから街中への移動やレストラン訪問の予定が決まっている場合は、あらかじめまとめて予約しておくと時間通り行動することが出来るわけです。
ホテルのグレードが高いと、イタリアでも英語を話せるドライバーを要するタクシー会社と契約している場合もあり、英語以外話せない人は助かります。

街中やレストランへ移動する途中でドライバーと、時刻を決めて帰りのタクシーを予約する、もしくはだいたいの時刻を話しておいて携帯番号が書かれたビジネスカードを貰って帰り際に呼び出して迎えに来て貰う、といった交渉をすれば安心してホテルへ帰ることが出来ます。
だいたい地方のレストランは街中(ホテルがあるところ)よりちょっと離れたところのある場合が多い。歩いてレストランへ行くことはほとんど不可能なのであります。

ネットでは、欧州の地方のタクシー事情に関する情報がないのでしょうか。人並みはずれた検索力をもつと思われる朝倉キョウスケ(HN)さんではありますが、常日頃から友里を揶揄する、からかう、ことばかり考えているのでしょうか。思わず

タクシーを3日分も予約したと言うことは、タクシーも近寄らないほどの安ホテルに友里は宿泊している

と鬼の首でもとったように喜々として書き込んでしまったと想像します。海外へ行ったらまずは

足の確保

をすることをオススメします。