法人税減税、条件が違うだろ!

本日は国内出張が控えておりますので小ネタをいくつか。

1、未だプロ野球をやっていたのか

TVで

巨人 王手   楽天 マジック7

との報道を見て、友里はまだプロ野球が行われていたことを知りました。というのは言い過ぎで

バレンティンのホームラン記録更新

はチェックしていたけど優勝争いには興味がないだけ。
両リーグとも2位チームとはゲーム差がかなり離れた状態でありまして、これからもクライマックスシリーズ(命名が大仰)、日本シリーズとダラダラと試合が続くのでしょうか。

野球ファンならこんな消化試合のようなものではなく

楽天の田中選手がどこのメジャー球団に行くか

と既に今オフに気持ちは移っているのではないでしょうか。

 

2、未だ廃炉を決定していなかったのか

今度は経理・会計を語れる日本唯一のグルメライターとしてのコメント。
今朝のニュースでは、安倍首相が東電に

首相、福島第一原発5・6号機廃炉を東電に要請

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130919-OYT1T00870.htm?from=ylist

おいおい、同じ敷地内で放射性物質を発散&垂れ流し続ける(しかも今後何十年も)原子炉があるというのに、東電は未だ廃炉を決定していなかったのか。
敷地内が放射性物質だらけの状態はほぼ永遠にかわりませんから、5、6号機が再稼働できないのはサルでなければ誰でもわかるはずでありますが、ではなぜ廃炉の決断を年内まで東電は先送りしたのか。それは

会計上の債務超過を恐れる

からではないでしょうか。
現在でも実質債務超過だと思うのですが、廃炉を決定すると帳簿上は償却費のようなものを計上しなければならないはずで、

表面的に一気に債務超過が見え見え

になってしまうのではないか。
柏崎の再稼働を不自然に急いだのも、銀行の融資をなんとか継続させたいがためのはず。
ここで簡単に廃炉を決定して債務超過を加速させてしまうと、(銀行の株主への配慮もあり)

東電への融資がしにくくなる

融資をしないと破綻しますから、銀行としては大損することになりますね。銀行としても

なんとかこのまま東電には生き続けてもらいたい

要は東電自身だけではなく、銀行の事情もありまして廃炉を決定したくなのだと友里は考えます。

 

3、そんなに暇なら福島でボランティアやってこい、iPhone行列人

今日は新型iPhoneの発売日だそうです。iPhone愛用者の友里も気になるニュースでありますが、

10日前から並んでいる連中が注目されている

のですから驚きです。
有給をとっているから問題ないというのでしょうが、人より1日、いや数時間早く手にすることになぜここまで頑張るのか。いや無駄な時間を消費するのか。

そんな暇があるなら、社会貢献に精を出せ

TVではポジティヴに扱っておりますが、友里はネガティヴに彼らアフォを扱うべきだと考えます。

 

そして掲題について。

賃上げ3%で法人税減税…復興増税廃止前倒しへ

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130919-OYT1T00778.htm?from=ylist

財政再建のため増税(消費税)が必須と説明しておきながら、なぜ法人税を下げるのか。

法人税が高いと優良な企業が日本を脱出してしまう、海外法人が日本に来ない、とか変な理屈を言っておりますが

イヤなら出ていけ
イヤなら来るな

で結構ではないか。友里が考えるに今の税率でも(いや上げたとしても)

トヨタは絶対に日本を出ていかない

法人税が高くても、日本で儲けられると思えば海外企業はやってくるはず。ましてや撤退などしない。
たとえ法人税を上げたとしても

エルメスは(カモの)日本から絶対に撤退しない

と友里は断言します。

いや肝心の日本人。一部の税金逃れ人は旅人になって日本を捨てておりますが、多くの日本人は

世界最高峰の所得税率&相続税率でも日本に踏みとどまっている

ヘタレな雇われシャチョウーが日本脱出なんて大それた決断をするはずがありません。

また増えた経費(人件費の上げ額)の10%の減税で法人が人件費をバンバン上げるとは思えません。キャッシュフロー的には意味がないからであります。

こんな条件ではなく、ここは企業の存続など偉そうなことを言っている財界のアフォに向かって

役員報酬を半減したら、法人税を下げる

と踏み絵をさせたらどうなのか。
企業のことを本当に思っているなら、己の収入減を差し出すはずですが

雇われシャチョーは絶対にこの条件を飲まない

と友里はまたまた断言させていただきます。

 

KADOKAWAちょくマガ、おかげさまで友里征耶だけ好評です。

http://chokumaga.com/magazine/?mid=116