フリーエディター&ライターと自称しているのに、連日「お披露目レセプション」で招待客を接待しお見送りまでしている、関谷江里さん。
東京では知名度低いかもしれませんが、関西、特に京都での「店宣伝」もとい、「店紹介」では絶大な影響力持っているライターのはずです。
なぜ「ぎをん か波羅」なんてダイニング系の店を連日煽って宣伝しているのか不思議であります。
http://erisekiya.cocolog-nifty.com/kyototokyo/cat20126717/index.html
上記URLをチェックしてみてください。見ただけで、食べ込まれている方は接近しないであろう店であることがわかると思います。
しかし、特定の店にここまで肩入れするフードライターは見たことがありません。マスヒロさん、犬養裕美子さん、門上武司さん、過食のオコチャマでも、ここまで店宣伝に徹していないのではないか。
オープン前の準備期間、そして仮オープンからの2週間と彼女の行動は、まるで「経営者」か「出資者」であります。ただのライター(つまりこのお店から「タダ飯」もなく勿論「金銭的なやりとり」もない)がここまでやるか。そんな暇があるものなのか。
どう考えても不自然であります。私の調べた範囲では、この店と同じような業態の本店は京都にありません。名の通っている湯豆腐屋「J」が親元ではないかとの情報を漏れ聞いております。
関西にちょっと詳しい方ならこの店名ですぐ連想する大阪の有名ステーキ屋「カハラ」とも、まったく関係がないようです。
つまり京都ブランドや有名店に弱い東京人に付け込んで「祇園」と「カハラ」のイメージをダブらせて店価値を上げようとする姑息な手法ではないかと考えます。
しかしこの店の経営者や関谷さんは東京の外食好きの実態をご存知なのか。外食では、京都ブランドは「京料理」、つまり「和食」でしか東京人には通用しないんです。
京都にはフレンチ、イタリアン、鮨なども乱立していますが、わざわざ東京人が京都でこれらのジャンルへ行くと思っているのでしょうか。喜んで訪問しているのは関西の方が主体ではないでしょうか。
いくら「京都肉」と「野菜」をウリにしているとはいっても、店構えなど見せかけに力を入れる「ダイニング系」であります。立地的にも不利なところですし、何しろビル地下でそのアプローチが貧弱すぎ。
レセプションと同じような盛況さが果たしてグランドオープン(5/14)以降も続くかどうか、おおいに注目です。
ブログ(4/17付)を見ますと、レセプションに呼ばれて「料理通信」の君島編集長などマスコミ関係者が嬉々として「タダ飯」を楽しんでいる様がわかります。「お披露目レセプション」ですから支払いをするわけでもなく、この手の業界の人は「ご祝儀」を包むこともないのではないか。包んだとしても形だけの額であると考えます。
よって、「タダ飯」に近い接待の効果が近々発売される「料理通信」にどのように反映されるのかが見ものであります。
「ソワニエ」や「客が三ツ星」の特集を組むなど店側の立場が鮮明になってしまった「料理通信」。「招待」と「タダ飯」の借りを返す為にさぞや大々的に宣伝してくるのではないかと思ってしまいます。
しかし関谷さん、調子に乗って「料理通信」の編集長や編集者の写真をアップしていますが、これでは「癒着」を公然と公開しているようなもの。得意の「宣伝」がかえってしにくくなるのではないかとも私は心配してしまいます。
何もレセプションに招待されなかったヒガミで言っているのではありません。友里は「招待お願い」のメールを無視するか、断ってくることで関谷さんの「狭量さ」を確認したかっただけで、何も「タダ飯」が食べたかったわけではありません。何時でも正規料金払って入店することができるのですが、結果が見えてしまうタイプの店だけに、「日刊ゲンダイ」のコラムネタとして訪問すべきか今現在は悩んでおります。
昨年あるフレンチの招待パーティ(勿論タダ)で、「東京カレンダー」の女性編集幹部とお話しする機会がありました。連日というか日に何店も訪問して食べているようでしたが、果たしてどこまで支払っているのか。
この「ぎをん か波羅」のレセプションにも参加したのではないでしょうか。これまたどのように派手に宣伝してくるかも楽しみです。