ワールドカップで何の存在価値も示せなかった柿谷ですが、なんと破格の報酬でスイスのバーゼルへ移籍することが決まったようです。
欧州の強豪といわれるバーゼルですが、マジに柿谷を優秀なサッカー選手と評価して獲得したとしたら、見る目がないのではないか。
あくまで推測でありますが、柿谷の後ろ盾のスポンサーの出す金目当てではないかと友里は考えます。
あのワールドカップでの埋没プレーを見て、普通の頭ならまず彼を獲得しようなんて思わないはず。
このような甘やかしが惨敗後に即復活するのですから、日本サッカーは今後も期待できないことでありましょう。
さて本日は、読者から教えていただいたアエラの特集記事を読んでの問題提起であります。
6/23号の48ページから5ページにわたった「現代の肖像」と題した記事。辻調理師専門学校校長・辻芳樹氏の大露出であります。
でも肝心の文はあの佐村河内守を裏切った、原稿料稼げるならどんな人物にもへばり付く小判鮫&幇間ライターの神山典士氏が書いたものですから、気持ちが悪くなるほどのヨイショの連続。
まさに書いたもの勝ちでありまして、美辞麗句のオンパレードでありました。
ジュニアの父である辻静雄氏はジュニア含めた家族と国内旅行先で食事をする際
ここの料理長の年齢や出身地を当ててみよう
とクイズを出したとか。
胃袋だけではなく頭脳でも食べる、と意味ない賞賛を幇間ライターはしておりますが、その後に書かれたこの一文に友里は首をかしげたのであります。
10歳の時フランス「ピラミッド」で10日間の調理研修をし・・・
おいおい、こんなことが何の自慢になるんだ。単なる親ばかのコネによる自己満足研修ではないか。
ピラミッドへ行く前に、まともな料理店で研修したと書かれていませんから、
何の調理研修経験もなく、フランスの3つ星厨房へ親のコネではじめて潜り込んだ
としたら、他の厨房スタッフにとってエライ迷惑になっただけではないでしょうか。
またジュニアへの辻静夫の言として
お前は料理人になるな。学校(辻調のことか?)には素晴らしい教授陣がいる・・・
おいおい、きょうび調理師学校の講師になるのは、店を持つ気力と(腕の)自信がない人ではないのか。
調理師学校に果たして行く価値があるのか、調理師学校の講師になる人の資質はどんなものか、この点について現役料理人たち(匿名ですが)が拙著「堕落のグルメ」(角川SSC新書)で述べておりますので、詳しくはご購入、もしくは立ち読みしてください。
またブーレイとのコラボでNYに出したなんちゃって和食「ブラッシュストローク」に関しては
可能な限り現地の食材を使い、手ごろな価格で、しかも欧米人に好まれながらも和食の神髄を外さない料理を出したい
おいおい、NYへ行ったことがない純粋無垢な生徒を釣り上げるためとはいえ、限りなくウソにちかい宣伝をして良いのか。
先月検証のためこの「ブラッシュストローク」を訪問した友里、どこに出しても恥ずかしくない居酒屋料理でしかないことを確認してしまったのであります。
友里は幇間ライターや辻ジュニアに声を大にして言いたい。
添加物てんこ盛りの混ぜ山葵、トリュフオイルを使用した茶碗蒸し、サーモンと鱒子のご飯が日本料理の神髄なのか
またなんちゃって和食の「壬生」や創作料理の「菊乃井」を絶賛している辻校長、友里は更に
もう一度料理学校の後継者として本物の味覚を知る教育をやり直してこい
いや
年齢や出身地の当てっこクイズをする前に、まずはその頭脳を鍛え直してこい
と暴言、もとい、提言させていただきます。