読者の方から、生半可な知識しかないのだから、「食べ物ネタ」以外書くなとも言われたことがあるのですが、最近の朝のワイドショーのコメンテーターや政治評論家のコメントを聞き続け、「なんで肝心のことを言わないんだ」との欝憤が溜まってきましたので、ちょこっと書かせていただきます。
ガソリン暫定税率の件。値下げると税収が減収になり地方を含め大変なことになる、ガソリンが下がるとガソリンの消費が増えて昨今の環境問題に逆行してしまう、という自民党のキャンペーンに異議を唱える人が皆無なのが不思議。
減税はアメリカなどでよく見る「景気対策」です。減税効果によって、個人や法人の購買意欲はじめ活性化を狙い、ひいては景気を浮上させて結果、増収に結び付ける手法であります。自民党のキャンペーンが正しいなら、景気対策としての減税は国として自殺行為のはずですが、アメリカは今までこれでなんとか乗り切ってきているはずです。
だいたい、組織の縦割り、横割りと同じく、経済対策(緊縮かばら撒きか)にも正解はありません。あったら皆同じことして景気の減速なんてありえない。緊縮財政にすると確かに支出は減りますが、ゼネコンはじめ不必要な利益を得るはずだった法人や関係者の懐もさびしくなりますから無駄や贅沢な消費も減ります。景気を保てるかどうか。
逆の場合は支出が増えるけど無駄使いも増え、ひいては増収も計算できるわけです。結果はその塩梅、特効薬的な手法などなく、両方を順番にすることによって、何とか持たせているのが現実ではないでしょうか。机上の計算で解決できるなら、国だけではなく会社も「破たん」なんてなるはずありません。
ガソリン値下げで消費が増えて環境悪化になるというが、そこまでいうならもっと環境に有効な提言をなぜしないのか。まずは、トヨタ、日産など世界有数の自動車メーカーに、「そんなに次々と大型車を造り続けるな」、「特に意味のない二人乗りやスポーツカーなど趣味だけの車を造るな」と言うべきでしょう。本来の役割である移動手段に限定しなければ、無駄にガソリンを使うだけです。
自動車メーカーはガソリン消費量の少ない「軽自動車」や「小排気量」の車だけ造れと指導するべきではないでしょうか。
大排気量エンジンも燃費が改善されていますしハイブリットもありますが、それでも絶対消費量は大きいはず。F1はじめスピードを競ってスポーツカーの購買意欲を煽る興行も環境悪化に一役買っているのではないか。
私はガソリンが値下げされてもそれほど使用量が伸びるとは思いません。景気が不安定ですから、浮いた分は他の消費へ回すと考えます。
まずは、自民党幹事長や経団連会長が率先して、カローラやサニーで通勤するべきであると考えます。いや、電車通勤に切り替えるべきです。
事故の時の安全性を言い訳にするかもしれませんが、皆が小さい車に乗れば危険性も減るというものです。
電車通勤ではセキュリティに問題があると反論するでしょうが、こんな事を言っては怒られるかも知れませんが、石原都知事の迷言にもありますが、「余人に代え難い」人なんてそういるものではありません。だいたい電車通勤が危ないというなら、電車しか使えない一般庶民のセキュリティがないがしろでいいのかといいたい。
つまらない屁理屈を言う前に、もっと大きな肝心な提言があるのですが、大スポンサーである自動車メーカーを俎上にのせることはできないのでしょう。
イントロが長くなりすぎました。本題の「宣伝」です。
「女性セブン」、早朝のコンビニで早速買いました。47ページから「その後のミシュランレストラン」という企画の前半に、友里征耶のコメントが掲載されております。
「ロオジエ」、「ミッシェル・トロワグロ」、「菱沼」、「すきやばし 次郎」、「ザ・ジョージアンクラブ」などについてのコメントと「まとめ」であります。
後半部分は、記者の覆面体験記。「つきじ植むら 本店」、「ジョエル・ロブション」の2店なのですが、「植むら」のランチ、「ロブション」のディナーとも前日に予約が入ったようです。「ロブション」はキャンセルがでたからのようですが、それにしても他にキャンセル待ちがいなかったということ。もうそれほど混み合ってはいないようです。
読者の皆様にお読みいただければ幸いです。