まずはご報告。
9/2の友里ブログで取り上げた
定款変更を強行するため拒否権を持つ株主に嘘の説明をしたのではないかと疑われている取締役管理部長
に関するその後の情報です。
とても弁護士が関与したとは思えない社外取締役&社外監査役に対する稚拙な内容の「責任限定契約書」を、弁護士に相談しての最終案としてその大株主に見せて定款変更の承認を願った経緯でありますが、なんと会社責任者の話では
部下(司法試験を勉強していた途中入社の法務担当)が作成した契約書を弁護士にファックスしただけで確認したと思い込んで上(取締管理部長)に報告してきたので、取締役管理部長は大株主にその旨説明してしまった
とか訳のわからないエクスキューズをしてきたとか。
普通に考えたら、その途中入社の法務担当にすべての責任を押しつける
トカゲの尻尾切り
にしか思えないのですがいかがでありましょうか。
仮にそのエクスキューズを信じたとしても、拒否権を持つ大株主に直に説明(メールで証拠が残っている)したのは取締役管理部長。
その全責任は取締役管理部長にあるのは当然であります。
その中途採用に、どのように顧問弁護士に確認したかを確認していない大失態であるからです。これだけでも株主を担当する取締役としては失格(解任)の理由になると友里は考えます。
結果的にはその拒否権持つ大株主、会社側より頭が良かったようで騙されず定款変更に反対。なんと
総会前夜に定款変更の議題を撤回
と、上場会社としては非常にみっともない失態を晒す結果となったのです。
でも問題なのはこのエクスキューズが真実であるかどうかということ。
こんなアフォなやり方で「弁護士に確認した」と上司に報告していたとしたら、
そんないい加減な法務担当は不要(プヨウ)
ではないか。法務担当という職を任せられない資質の持ち主。
果たして本当にこの法務担当がこんなアフォなことをしでかしたのか、それとも上(取締役管理部長)が責任を逃れるために部下に責任を無理に押しつけた創作話なのか。
真実は時が経過すれば明らかになると思いますが、本来は部下の失態を庇って責任をかぶるのが上に立つものの矜持ではないか。
この友里ブログ、件の上場会社の社員たちも注目して読んでいると漏れ聞きますから、その取締役管理部長、社内では
もはや針のむしろ
ではないかと想像します。
事の真実が明らかになる前に、すべてを開陳して楽になった方が良いと思うのですが・・・
さて本日は友里得意の原発ネタであります。
まずはこの記事をご覧ください。
東京電力福島第1原発の事故を「コントロール(制御)できていない」との国連チームの報告に対し、なんと外務省は
表現が強すぎるのではないか
と抗議したとか。でもそれは日本国民向けのポーズなんですね。その理由は
非公式の抗議
だからであります。本気で抗議するなら、
非公式ではなく、日本男児として(この表現は差別になるでしょうか)堂々と正面から抗議しろ
友里に言わせるとこの国連チームの報告は
まだまだ表現が弱い
何しろ
溶けた燃料棒がどこにあるかもつかめないで、闇雲に水を振りかけているだけの現状
であるからです。
肝心の溶けた燃料棒の実体をまったく把握できていないのですから
コントロールできていないのは当たり前
こんなアフォな事をやっていては、日本はまたまた世界の笑いものになってしまうと友里は考えます。