先日、10/15発売の「めしとも 11月号」の「洋食特集」の企画の1つでJ.C.オカザワを含めた3人で鼎談をしてきました。
もう一人の方はある食品メーカー勤務だったからか、発言は極めて正論というか納得のいく内容。
反面オカザワはここ数年露出が減った事による焦りなのか、ことある毎に「思い込み激しい」些末な発言を連発して話が有意義に進みません。全発言の半分くらいがオカザワの発言だったのではないか。彼は発言時間の割合とギャランティが比例すると勘違いしたようですが、おかげで編集するライターの仕事が無駄に増えただけでありました。
角川クロスメディア以外の出版社の皆様、ぜひ、J.C.オカザワへもたまにはオファーを出してやってください。彼は、料理はどうってことない埋もれたB級、C級店にスポットを当てることだけには長けていると思います。ただしそれを真に受けて店訪問した読者の不満の高まりに私は責任を持ちません。
さて3店です。
コルヴィエラ
「フェア ドマ」の松橋シェフが兜町に移転した店。同伴者(オカザワ)が悪かったからか、調理の問題なのか、料理は「フェア ドマ」の時より食後感が落ちたと判断しました。
守備範囲を広げた(コルシカとリヴィエラ 店名もここに由来)からか、松橋氏が厨房に入ったからか(フェア ドマの時はホールに出ていました)、パスタをはじめ満足した料理に出会えなかったのが残念でした。
我々の訪問はシェフにバレていたようで彼のブログで揶揄されましたが、オカザワはレベンジで再訪するとか言っていましたから、その後を見守りたいと思います。
八寸
真夏に再訪。鮎、天然鰻と好きな食材が出てきましたが、支払いが2万円台後半は、京都のカウンター店ではちょっと高すぎる気がします。これでは自腹客や地元客のリピートは厳しいのではないでしょうか。
リストランテ ホンダ
過食のオコチャマ・来栖けい氏も絶賛するミシュラン1つ星イタリアン。この日も最終的には満席でした。
しかしこの店のシェフが喫煙者であることを知っている人がどれほど居るのか。同伴者が入店する際、店先でタバコを吸っていたシェフを目撃してしまって、一気に萎えてしまったと後で聞きました。オープン直前までタバコに固執するなと私は言いたい。
7875円のプリフィクスコースが主体なのですが、選ぶ料理に追加料金が多いだけではなく、生ハム(勿論別途料金)を巧みにすすめるなど客単価アップの狙いがミエミエの店。
ウリの和牛ランプ肉のタリアータは確かに肉厚だったけど量が少なく、バスク豚はジューシーさがない。質の問題か、火入れの問題か、おそらく両方でしょう。