昨日の「ミシュランガイド京都・大阪版」プレス発表

賞味期限切れの小泉元首相がとんでもない暴言を吐いたようです。
「かんぽの宿の売値が高い、安いなんて問題じゃない」
そりゃ、オリックスなど神戸組とズブズブの「郵政民営化商売」を竹中氏とすすめた張本人で、郵政民営化のからくりは「犯罪行為」とまで野中広務氏に言われた小泉氏、引退前に弁解したい気持ちはわかりますが、「安く売っても良いじゃないか」は乱心としか言いようがありません。
「役所がやる事業ではなかったという点をもっと突け。福祉とは何なのか根本的に考えなければならない」とも言ったようですが、目的を達成するためには手段を選ばなくても良いと言うことか。出来レースでお友達に安く売ってやる行為に「恥」を感じないとしたら、日本はまったくいい加減な人間を首相にしていたということです。
こんなアホを選挙で勝たせた日本国民、万死に値するといっても過言ではない。このアホのDNAを受け継いだ次男が次期国政選挙にでても応援するという、アホな県民がいると私は思いたくない。
「さとなお」さん、毎日ナルちゃんのごとき自己陶酔の日記を披露していないで、郵政民営化賛成、小泉礼賛を声高に語っていたのですから、ぜひこれらの問題に関して意見を述べていただきたいと思います。
さて昨日、大阪に2日遅れて「ミシュランガイド京都・大阪」のプレス発表のようなものが飯田橋でありました。
開始15分前に到着しましたが、小さな会場にはわずか数人。最終的には私を入れて28名になりましたが、それは寂しい発表会でありました。
日本法人社長とナレ氏の挨拶の後、参加者からは緩い質問が続いたのですが、さすが「日刊ゲンダイ」。他のマスコミとは違った突っ込みを入れて会場の空気は一変しました。

1、 大阪を入れたのは、京都だけでは掲載拒否が多くて足りなくなったからではないか。

2、 調査員は日本人だけで7名と言うが、東京版とは別の人たちか。

ナレさん、1番目の質問は図星だったのでしょう、「大阪は京都から至近距離」とか「日本第二の都市」とか関係ない話でごまかしておりました。
驚いたのは2番目の質問に対する回答です。
なんと、日本担当の調査員は7名だけで、東京版も含めて7名だけで調査していると言うのです。
京都・大阪版は現在プレリスト作成中で、今後更に訪問を繰り返して星格付けなどを「エトワール セッション」(単なる会議)で決定するとのことでした。まだまだやることが多い。とても東京の店へ行っている暇があるとは思えません。
東京の2009年度版に2つ星として突如登場した「初音鮨」の主人も昨年末、「今年の1月以降来ていないはず。1月でやめたツマミ(それ以後は握りだけの提供に営業変更)について書いてあるから」との話を思い出し、「女性自身」の枠で参加していた私はマイクを要求したのです。

7名で東京、京都、大阪をカバーするのは物理的に無理ではないか。東京の2010年度版の調査はもう打ち切ったのか。

2007年秋からこの少人数で京都や大阪を調査していたら、東京なんて回れるはずがありません。
核心を突いた質問だったと思うのですが、

調査員は年に昼夜入れて500軒訪問している。7名で3500軒なので大丈夫。

と勝手に太鼓判押して終わりとなりました。
夜しかやっていない店もありますし、掲載店(東京版200店)の再調査だけで200回とられます。残り300回しか残っていません。この300回で、東京の掲載店以外の店を含め京都、大阪と調査が出来るというのでしょうか。掲載店に一回も行かない調査員が「エトワール セッション」にでても意味ないではないか。
3500回という数字でごまかすことが出来ると思っているとしたら考えが浅いと思いましたが、まだ質問したい人が多くて私一人でマイクを独占するのも何ですので、これ以上の突っ込みをやめました。
しかしナレさん、結構友里征耶を意識しておりまして、私に向かって
「友里さんに厳しく批判されて我々の知名度も上がったが、そちらも我々のおかげで知名度が上がったはず」とか、他の方の質問への回答中に何回も、揶揄して友里を取り上げておりました。
狭い会見室を出る時、私はあることにようやく気づいたのです。
なぜ、調査員を日本人だけにしてしまったのか。

調査員が店に来たことを店側に悟らせないためではなく、調査員が店に来ていないことを悟らせないために日本人だけにした。

これが正解でしょう。
しかし友里征耶の知名度の無さをあらためて確認しました。
「女性自身で参加した友里です」と言ったのに、誰も振り返りません。ナレさん、広報担当、通訳くらいしか意識していなかったのが悲しかった。
この体たらくでは、山本益博氏、来栖けい氏、犬養裕美子氏などヨイショライターたちは、まだまだ健在ということです。
友里掲示板
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