日本創新党のキックオフ大会

久々に日本代表のサッカーをフルに見てしまった。今朝のスポーツ新聞などは、強豪イングランドを本気にさせたとか「善戦」として取り扱っているようですが、素人の友里に言わせると問題を何ら解決せずワールドカップ開催月に突入してしまった。

前々から選手交替の稚拙さを指摘されている岡ちゃん、この日もポツポツと出し惜しみのように一人ずつ交替させるだけ。イングランドが試合の「流れ」を変えたいのか積極的に交替をしていたのとは対照的でした。
ワールドカップとは交替枠が違うのかもしれませんが、今はお試しの時期。試合の流れを変える実験をしないでどうするつもりなのか。?

だいたい一試合に2本もオウンゴールするまともなチームがあるのか。中澤、闘莉王とも足がなくなっていたのかツメが甘いからクリアできなかっただけではないか。ポジションが良ければあんなナイスゴールは出来なかったはず。

ビックマウス本田も素人の私にはまったく機能しているように見えなかった。自信がないのか、己で局面を切り開く積極さがなく、すぐ味方にパスするだけ。ロシアでの一時的な活躍は、チームメートのお膳立てが良すぎただけのものではないか。自分では何も出来ずお膳立てしてあげないと力を発揮できない選手だと思います。

中村俊輔が居ないおかげで結構攻守に繋がりがでたと思うのですが、足の状態が良くなったらまた俊輔を使うつもりなのか、岡ちゃん。
今年初めて使ったというキーパー・川島のポテンシャル、昨晩のパフォーマンスは当たり前なのか、それとも出来すぎなのか。ワールドカップ本番ではまた楢崎に戻すのか。

サッカー自体は素人の友里ですが、リスク管理や人材育成、数ある戦略から最適なものをその場その場で選択する判断力、そして局面打開の手法の根本的な能力はどの業界でも同じ。
頭が良く、柔軟な思考の持ち主でなければならないのですが、この2つが岡ちゃんには決定的に欠けていると私は考えます。
色々なバリエーションを試さず、変化を好まず固定したお気に入り選手に頼るだけの指揮官。無能なトップ(サッカー協会会長)の下にいる無能な指揮官としか言いようがなく

弱将のもとに強兵育たず

を地でいっています。?

さて昨日、六本木ヒルズ近辺を歩いていたら、毛利庭園近くの広場?で派手なイヴェントに遭遇しました。
日本創新党の「キックオフ大会」であります。街宣車からの地方議員たちの挨拶や櫻井よしこ氏の応援演説がありました。

思想や信条は人それぞれなので敢えてブログで触れませんが、私は司会者に注目してしまった。
ラジオで不適切な発言があったとして(実際は業界の重鎮を批判したとの噂)、無期限謹慎を受け涙をこぼし、猛反省して今年復活させてもらった北野誠が、日本創新党のTシャツを着て堂々とマイクを握っていたのです。

謹慎の記者会見でも、復活の時も、反省したとは言ってはいましたが、何が問題だったのかをまったく明らかにしないヘタレ芸人。
自分のどこが悪くて謹慎させられ、どこを反省したのかを語らず復帰を許すほど「甘い」業界なのでしょうが、新党の大事なキックオフに、伊藤章良氏みたいな真相を隠すヘタレを使って縁起が悪いと思わなかったとしたら、日本創新党の幹部連中もKYとしか言いようがありません。

もう一つ驚いたことがあります。配布されたチラシを見て知ったのですが、私が尊敬する島耕作の原作者・弘兼憲史氏(尊敬しているのは弘兼氏ではなく島氏)が、この日本創新党に力を貸しているのです。前から弘兼氏には、さとなお氏に通じる野心を感じていたのですが、なんとかの皮がちょっとはがれてきたのでしょうか。

見た目で判断すると怒られそうですが、党首・山田宏氏、代表幹事・中田宏氏の顔を見てみて下さい。
輪郭というかどことなく雰囲気が似ていますよね。私には決して「性格が良い」(人が良いという意味ではありません)とは思えない顔面。市長や区長の時も決して良い噂ばかりでなかっただけに、私はこの党にも胡散臭さを感じてしまうのです。
任期途中で投げ出した元区長や元市長、そしてヘタレの司会者。櫻井よしこ氏や弘兼憲史氏も「リンゴの法則」ではないですが、この政党に近づいて賞味期限が切れていくような気がしてしまいます。