日本の裁判官に一般常識はあるのか

本日のブログタイトル、友里が名誉毀損で高裁逆転敗訴したことからの恨み辛みではありません。また昨日取り上げた光市母子殺害事件の死刑確定に関するものでもありません。
2/19のブログで痴漢冤罪について述べましたところ、友里掲示板で「御殿場事件」も冤罪ではないかとの書き込みがありました。
偶然19日の昼TVの特集で、長野智子キャスターの訴えを見ていた友里、思わず納得してしまったのであります。
正直この事件を知らなかった友里、まずはウィキをご覧ください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E6%AE%BF%E5%A0%B4%E4%BA%8B%E4%BB%B6

長野キャスターの調査やこのウィキに書かれている経緯が真実なら、一般国民の200%がこの事件は冤罪だと判断するのではないでしょうか。特殊な人種である判事たちを除いて。

2001年9月16日の深夜に女子高校生が帰宅。母親に、遅くなった理由を「強姦された」と説明したため、静岡県警御殿場警察署に被害届が提出された。

この経緯は間違いない事実。それなのに何故

暴行日が9月9日と公判途中で前倒しを認められるか

当初暴行を受けたと言っていた日を偽った理由が

親に男性とデートをしていた事を知られたくなかった

これも信じられません。1週間前に暴行(公判途中で暴行未遂と訴因変更)を受けた人が、何事もなかったように

出会い系サイトで知り合った別の男とデート

なんてするでしょうか。なぜ1週間も経ってその男とデートして深夜帰宅してから被害届をだす必然性があったのか。
公判途中での異例の事件日前倒し、女性裁判長は

女子高校生は日時について嘘をついていたが、その理由は了解できるものであり、変更後の供述内容は十分信用できる

と判断していますから驚きであります。友里がよく揶揄する時に使う言葉「純粋無垢」でありますが、我が日本国民ではなく判事たちにその称号を贈りたいと思ったのであります。

その他、アリバイもすべて否定したことも驚きましたが、極めつけは自白調書。日本の裁判で一番重要視される自白調書には 

9月16日犯行に及んだ(要約 被告側は警察の強要と主張)

とありますからまったくの矛盾。9月9日を事件日と認めた裁判所は自ら

自白調書はインチキ

と認めたことになると思うのですが、純粋無垢な人種にはその矛盾がわからなかったのでしょうか。純粋無垢な人でない常識ある人なら

親に深夜帰宅を詰問され弁解のために嘘をついたら、親が信じて被害届を出してしまい、引っ込みがつかなくなった

こんなストーリーを想定するのではないでしょうか。そして警察や検察も引っ込みがつかなくなったのです。
東京ではもうないようですが、地方では未だに警察や税務署、検察、そして裁判所の幹部は名士扱い。彼らは互いに親密な交流をしていると聞いております。

高知白バイ衝突死事故

も冤罪ではないかとTVなどで特集しておりましたが、小沢秘書の「推認裁判官」といい

日本にはまともな判断が出来る(常識ある)判事がいるのか

と憂う友里であります。
こんなことをブログとはいえ書いてしまうと裁判所(警察や検察も)を敵に回すようなものでして、次回(まだ予定もありませんけど)の名誉毀損裁判での敗訴は決定的か。飲食業界やヨイショライターが一気に攻勢をかけてくるかもしれません。いやその前に、

悪口料理評論家が痴漢で逮捕

なんて痴漢冤罪で世間を賑わすことにもなりかねない。
電車利用を避けるための行き帰りのタクシー代は副業での経費扱い(領収書は捨ててしまっている)にならないか、税理士に相談しようかと考えております。 

PS
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