オバマの再選で一段落か、今朝のTVでは
ダルビッシュのWBC不参加
が大きく取り上げられておりました。
来年春先に開催されるという
アメリカと讀賣が儲けるだけの自称世界大会
のWBC、貴重な時間を割いてまで超一流選手が参加する必要はないと友里は考えます。
サムライジャパン
とか如何にも世界一を争う日本代表のように讀賣グループなどが煽っておりますが
アメリカは二流選手しか出してこない
ではありませんか。そんな手抜きのアメリカに勝った負けた、と気色ばむのはあまりに滑稽。料理業界に例えるならば
他国はスー(2番手)しか参加しない世界料理コンテストに、店を閉めての岸田シェフや天才・米田シェフの参加を期待する
ようなものではありませんか。
そんなつまらない大会に怪我や疲労蓄積のリスクを冒してまで参加したいと心底思う日本選手とは
この大会(相手が二流)で活躍して選手価値を上げたい
と思う1.5流選手か
引退間際の思い出つくり
をしたいと考えるロートル選手くらいでありましょう。
現役バリバリのトップレベル選手がリスクを冒してまで参加するような大会ではありません。
さて昨夜、読者からの情報を元にツイートしたのが掲題の
新ロオジエ(来年11月オープン)のシェフ情報
でありました。とっくに選定(あの3つ星シェフがお忍びで申し込んで落選したと漏れ聞いております)が終わっていたのに、営業戦略からかなかなか発表しなかった資生堂。ついにその情報が漏れ出してしまったようです。
かなり前、業界に詳しいという方から具体名はなかったのですが
あの料理人では新ロオジエは期待薄かも
という意味深な情報をいただいておりました。
ロオジエのシェフはフランス人が前提であります。
ビストロレベルまで広げたら日本在住のフランス人シェフはかなりの人数となるでしょうが、グランメゾン経験者、もしくはそれを指揮できる経験を積んでいて、しかも料理がイマイチだったと言われるフランス人シェフは
かなり限定されてしまう
のであります。
友里もすぐにあるシェフ名を思い浮かべたのですが、今回の新シェフは彼より知名度は低かったのであります。
実際今でも名前が出てこないのですが、その最新情報に寄りますと
青山時代のピエール・ガニェールのシェフ
だというのです。
匿名組合が経営していた初期のガニェール、素人経営が災いしたのか閉店に追い込まれたのは2009年だったか。
でも当初はかなりマスコミで煽られての鳴り物入りのオープンだったのであります。
あれは何かのTV放送だったでしょうか、匿名組合はコストにシビアだったのかこの若いフランス人シェフの給料は確か40万円だか45万円だと公開しておりました。
そしてこの若いシェフをバックアップする日本人スーシェフ(大阪のキュイエール元オーナーシェフ)の給料が
35万円
だったはず。
トップが45万ですから、いくら離婚で養育費がかかるといってもスーシェフの給料は抑えられたとの報道に友里は驚いたのであります。
早速検証に訪問した友里、多皿攻撃には驚きましたが、料理にはまずまず満足したと記憶しております。
ところがしばらく経っての訪問で、食後感が一変していたんですね。勿論悪くなっていたのです。後で漏れ聞いたら、
日本人スーシェフがやめていた
あの悪くはなかった食後感は、日本人スーシェフのおかげであったと認識したのであります。
ピエール・ガニェール自身はこの閉店の理由を
サービスが悪かった(渋谷支配人の責任か?)
と断言しておりましたが、サービスが悪くても料理が良いと信じる客がいるなら店が継続できるのは
すきやばし 次郎
で証明済みであります。
友里はサービスも料理もイマイチなので閉店に追い込まれたと思っているのですが、そんな閉店に導いたフランス人シェフが新ロオジェのシェフに決定とのこの情報
何かの間違いであって欲しい
と思った旧ロオジェファンは多いかもしれません。
とはいえ、人は失敗から学んでいくものであります。青山のガニェールを教訓として、大きく成長したとボリーさん(シェフ選考責任者か?)が判断したのでありましょうか。
この情報が正しいとするならば
来年11月の再開がまずます楽しみ
となる「ロオジエ」であります。