新聞やTVなどマスコミの検証能力の無さを今さら嘆いても仕方がないのですが、最近の報道を見て思うのは
俺(友里)をアドヴァイザーに雇え
例えばここ数週間で旬となった「食材偽装」。阪急阪神ホテルズの最初の発覚を受けて、
偽装は飲食店業界の伝統芸
これは氷山の一角
もっと高級なホテルや3つ星レストランレベルもやっている可能性大
と当初発したのは日本広しといえどこの友里しかいなかったのではないか。
予想(本当は事実)通り、その後は出るわ、出るわ、で偽装のオンパレードは皆さまご承知の通り。今さら大騒ぎするほどのものではありません。
でもついに
高島屋内のロブションまで偽装が発覚
ロブションに癒着する山本益博氏はこの件について何か発信するのでありましょうか。
最近は、白トリュフに関しても、「今年は不作で仕入れが高い」といった
作柄偽装(ホントは豊作で安い)
まで京都のイタリアンではやってしまっております。
よって白トリュフについては、明日のブログで再度書くことにします。
さてマスコミの検証能力のなさを更に示すものを2つ。
まずは、賞味期限切れについてであります。
賞味期限切れと言っても、J.C.オカザワや森脇慶子さんのことではありません。食品の賞味期限のことでありまして、この期限が切れてメーカーに返品された総額が
年間で1000億円
になるんだそうです。そこでこの無駄?を減らそうとお上などが検討しているのが
賞味期限の延長
ちょっと考えれば期間を延期すれば売れ残りが少なくなり、廃棄するものが減るので名案だと思いますよね。
でもこれは売れ行きが少ない商品に限定されるわけです。売れる商品の賞味期限を延長しても意味がない。
しかも売れない商品の賞味期限を延長したら生産量が減りますから(廃棄する商品を造らなくなるので)
仕入れ先などの売り上げが減少して不景気
になるではないか。
景気は循環でありますから、物が循環せず停滞したら悪くなるのは普通に考えたら当たり前なのであります。
物を大事にしないと批判される可能性がありますが、この無駄を含めて物をバンバン造り、その無駄を売値に転嫁して一般消費者に負担させ続ければ
デフレ脱却
にも繋がると思うのですがいかがでありましょうか。
安直に考える役人思考、これで日本は今までどのくらいの損をしたと思っているのか。
歴史は繰り返せざるを得ないのでありましょうか。
もう1つはマー君のメジャー移籍問題。
もしかしたらこのオフにマー君はメジャーへ行けない可能性がでてきたとの報道であります。
なんと、何をトチ狂ったのか
三木谷がマー君メジャー移籍の阻止命令
を出したとの報道。
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20131103-OHT1T00195.htm
今シーズンはじめ、あるマスコミ関係者から
楽天はシーズン後のメジャー移籍を容認したので、マー君は(モチベーションが上がって)今年活躍する
と聞いておりました。予想通り24勝や日本一貢献と大車輪の活躍でありましたが、今さら
メジャーへ行くな
と言うのがありなのか。友里は三木谷へ声を大にして言いたい。
それなら日本一を返上しろ
目の前にニンジン掲げてゴールさせておいて、そのニンジンを与えないのは人の道に外れるのではないか。
だいたい三木谷は公務員や大学入試の試験にTOEFLテスト使用を提唱するなどグローバル化を訴えているではないか。
そこで友里は再度三木谷へ声を大にして突っ込みたい。
田中選手をメジャーでやらせるのも、立派なグローバル化ではないか
人の懐には図々しく入ってきて、己の懐からは舌をも出したくないという三木谷。もしかして
大阪人なのか
この突っ込みは、友里ちょくマガの「ここが変だよ 関西人」を読んでいない方にはおわかりいただけないかもしれません。
田中選手の今年の24勝、誰が考えても
出来すぎ
の成績。本人もそう思っているでしょう。最後に負けてしまってちょっとケチがつきましたが、来年の成績が下がるのは必至でありますから
今年が一番のウリ時
なのであります。来年に延びたなら契約金や年俸が半値になるかもしれません。
本人はここ一連の報道に、さぞや気をもんでいることでありましょう。
そして三木谷楽天に追い風となるのが
新ポスティングシステムの合意遅れ
http://www.sanspo.com/baseball/news/20131029/npb13102905030004-n1.html
楽天球団の社長はこれ幸いに
新システムが合意されてから田中と話し合う(要約)
と言い出しております。
しかし友里はこの発言にも疑問。メジャーに行きたいかどうかの意思確認は
システムが合意されなくても出来るじゃないか
会社に限りませんが、経営などでの重要な判断は
色々なケースを想定して事前に検討
するのが当たり前。
楽天はポスティングが締結する前に事前に話し合うのをなぜ避けるのか。
マー君はなぜそれを受け入れるのか。
楽天が普段から
その場になってからはじめて検討
するようなアフォな会社ならかまいませんが、こと田中の移籍問題だけこんなアフォ会社のような真似をしているとしたら
三木谷(楽天も)の性格は悪すぎる
と友里は考えます。
そしてこれが本日のメイン。マスコミなどはこのポスティングが締結しない限りマー君はメジャーへ行けないような報道をしていますがこんな条約、合意しなくても
マー君はメジャーへ行ける
のであります。古くは野茂、伊良部、確か新庄もそうだったと記憶しておりますが
球団が自由契約にすればいつでもメジャーへ行ける
男の約束が本当に存在していたならば、ポスティングではいる100億円を棒に振ってでも
田中を自由契約にするのが男の度量
であると、友里は三木谷に提言して本日の〆とさせていただきます。