日本フードアナリスト協会、皆さん覚えていらっしゃるでしょうか。人間の「肩書き欲」につけ込んだ典型的な
資格商売
の営利会社。フードアナリストなんて肩書き、屁のつっぱりにもならないと思うのですが、こんな資格所得者を粗製濫造してまだ存続しているようです。
「食のなでしこコンテスト」なんてちょっと外観に自信を持つ女性を釣り込もうとするなど商売っ気旺盛な横井理事長、今度は
フードライター養成大学
なんてものまでつくりだしてしまいました。アナリストの乱造でも呆れるのに、ライターまでうみ出してしまって、銭以外に何を求めているのか。まずはその「大学」の概要をご覧ください。
http://www.foodanalyst.jp/writercollege
立派な講師陣は、その横井理事長の他は飲食店癒着雑誌の編集関係者たち。お金を貰って講義をするからでしょうか、卒業生には
Hanako、ダンチュー、料理王国
などの雑誌から執筆依頼がくるようなことをうたっております。
でもこんな依頼、一回だけではないでしょうか。編集関係者が報酬を得たので、義理で形だけ依頼しただけと友里は推測するのです。
だいたい石を投げれば自称フードライター(志望者も含む)に当たる現在、この不況下でそんな胡散臭い大学出に仕事を回せるほどヨイショ系雑誌に余裕があるとは思えません。
ヨイショ系編集者でどんなカリキュラムを考えているのかと思ったら
デジカメの撮影、インタビューなどのやり方
ヨイショ文章の書き方
編集の仕方 などなど
わずか10回の講義でド素人の女性がヨイショとはいえ店を取材し、読者が読んで堪えられるような文章を書くことができるものなのか。9年もやっている友里だって、未だに誤字脱字や誤変換だけではなく、読むに堪えないなど批判のオンパレードであるからであります。
友里、ここで肝心のカリキュラムが抜け落ちているのに気がつきました。彼ら編集者やヨイショライターの生命線である
タダ飯のあり付き方
これがなければヨイショ記事なんて書けるはずがないではないか。店癒着の大御所である関谷江里さんをウオッチすればすぐわかるのですが、
店掲載とバーターでタダ飯提供を申しいれる
ことはすでに知られております。
写真の撮影技術やヨイショ文章が下手でも、フードライターの障害にはなりません。如何にタダ飯にありついて読者を惑わす文章がかけるかどうか。
カリキュラムには
お車代のもらい方
も付け加えた方が良いのではないかと友里は考えます。