店評価ブログを更新しています

海江田さんもたまには(初めてか!)まともなことを言うようです。原発事故の賠償負担の問題で、他電力会社も資産売却やリストラをすべきとの考えを示しました。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110429-OYT1T00774.htm

今朝の読売の1面にはもう少し具体的な発言が載っております。

これまで電力会社は地域独占で、甘えの構造の中、互いに不可侵でやってきて利益を得てきた。(負担も)互いで分かち合ってもらう

まことにごもっとも。まったく競争のない市場で、売り上げ(収入)は

電気料金=原価+報酬(原価x4.4%)

と利益保証の殿様商売。原価が高くなればなるほど報酬が上げられるのですから羨ましい限りであります。
ここで素朴な疑問。何の努力をしなくても利益が確保できるのに

なぜ定検など保守・メンテでコスト削減に邁進してきたのか

コスト削減をしたら「原価」が減ってしまうというのが普通の考え。原発の定検期間をどんどん減らして稼働率を上げるのも、「発電原価」を下げるだけだと思います。競争がなく利益が保証される殿様商売の会社が、なぜ収入を減らす原価低減をするのか。ここからはヘソの曲がった友里の推測です。

もしかして経営努力(単なるコスト削減)は「原価」に反映しなくてよいのではないか

先に予算を組んだ「原価」で電気料金を計算して純粋無垢な一般客(大口の企業は別料金体系)から有無を言わさず徴収し、その後のコスト削減額はそのままポケットに入れてしまっているのではないかとの推測であります。
ではなぜそれほど利益を上げたがるのか。それは利益を上げてそれなりの配当をすることにより株主を黙らせ

子会社や関連会社からの報酬も含めて年間役員報酬として総計8億円(報道によると清水社長の昨年の報酬総額)を貰いたかった

からではないかと考えてしまうのです。社長だけではなく、役員や幹部の年収を上げたかった。

さて、店評価ブログに、大阪の寿司屋というより魚料理専門店の「英ちゃん冨久鮓」と水道橋のトンカツ店「かつ吉」をアップしております。

のけ反るノーセンスな店名でありますが、扱う魚の質の高さは半端ではありません。寿司というより高質な魚料理を食べたい方に向いている店。
一方水道橋の店は評判のわりに何ら傑出したものを感じなかったトンカツでありました。

ぜひお立ち寄りください。