中電が浜岡原発のタービン羽根損傷で日立を訴えていたようです。その和解が90億円で成立したとの報道がありました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111006-OYT1T01095.htm
故障して運転停止になったための「二次補償」まで要求されるとなるとは、メーカー側も大変な時代になってきたものです。例えは極端ですが
ソニーVAIOが壊れたため他のPCを代替運転させたので、その余分にかかった費用を友里に弁償しろ
と言っているようなものです。本契約がどうなっているか知りませんが、電力会社だから請求できる
横暴
ではないでしょうか。我々一般人が
停電によってこれだけ仕事が損した
と訴えても、電力会社が補償するとは思えません。
さて本日のお題。ブログに書こうかかなり迷っていたのですが、ネタ不足(実際は宝島社新書の最終校正での時間不足)のため書いてしまいます。
先日生まれて初めて宝塚歌劇団の公演を見に行ってきました。食べ仲間がヘビーなリピーターなのか、チケットを入手してくれたのです。席は前から数列目のど真ん中という最高のポジションでした。演目は
ストーリーは成り上がりたいアウトローな若者のよくある話でありましたが、結末はハッピーエンドではなく予想外。
はっきり言ったら申し訳ないというか、友里読者にファンがいたら怒られるかもしれませんが、男役トップに
年齢による疲れ(外観も)
が見られたものの、準トップや3番手(現在の月組はダブル準トップという異例の組織構成だとか)などは格好良かったのであります。
天海祐希を例に出すまでもなく、男役スターは舞台映えのためか顔がそれほど小さくないのが特徴だと思っていたのですが、月組の準トップ(一応2人の中では序列があるようで上の人)は
背が高いのに顔が小さい
ことに気づいたのです。
歌自体も、劇団四季でたまに見られる観客が恥ずかしくなるような
音程はずし
など耐えがたいものはなく、さすが「歌唱力の月組」と感心しました。
劇中で一番驚いたのは、伯爵夫人役の方。どうみても
御歳50を超えている
としか思えないお顔。ご一緒したもう一人の方は最初
特殊メイクか
と思ったそうです。宝塚にあんな年齢の人がいるとは知らなかったのですが、退団せずに残った人が所属する
専科
所属の人だと後で聞きまして納得した次第です。
しかしこの宝塚、完璧な階級制度でありまして、劇や踊りもすべて
トップの為
だけのもの。準トップたちも多少その他大勢とは差がありましたが、衣装や出番がまったく違うんですね。トップを三日やったら辞められないのではないでしょうか。(一公演で辞めた人もいるそうですけど)
最後に知らなかった宝塚の豆知識を披露して本日のブログを〆たいと思います。
・入団7年目(新人)までは阪急電鉄の社員扱い
・衣装は支給だがブーツ(靴)は自前
・よく言われている足の引っ張り合いなど陰湿なものはあまりないらしい
・一番前列の席はトップが権利を持っている
・元トップで一人だけ専科へ行った人がいるそうで、今では理事とのこと。年に一回ほど、トップと同じ扱いで出演している
ではこの辺で終わりたいと思います。