何を血迷ったか東大がぶち上げた「大学秋入試」、慶応はじめ12の大学が追従する姿勢をみせてきました。
東大の純粋な思惑は何だったのか。留学生の割合が少ない(ハーバード大学10%、東大2%未満)ことへの対処と言われておりますが、年々下がっている世界からの評価(現在20位以下とか)を上げたいという単なる見栄ではないか。
友里は単純に、大学に9月入学すると翌年の就職(4月)まで半年バイトなどで時間稼ぎをするのかと思っていたのですが、実際は違うようです。
高校3月卒業→ギャップターム(6ヶ月)→大学9月入学→大学6月卒業→ギャップターム(10ヶ月)→企業4月入社
なんと、高校を卒業して6ヶ月、大学卒業して10ヶ月と
1年以上のプー生活期間
ができてしまうのです。秋入学推進者は、この期間を
短期海外留学
ボランティア
アルバイト
などでしのぎ、社会体験をして見聞を広められるとメリットを説いておりますが本当でしょうか。
きょうび、大学生は大学生期間中、就活以外は
合コンとアルバイト
しかしていないのではないか。医学部生や理工系の一部の学生はそれなりに勉強をしなければ卒業や国家試験にうかりませんが、ほとんどの文系学生は
バイトと遊びだけで充分
と言ってしまうとまた怒られるでしょうか。
ボランティアや短期海外留学も、その暇な4年間で合コンやバイトを削れば充分体験出来る訳なのです。
つまり、大学秋入学を導入しなくても、大学秋入学のメリットは得られるのであります。バイトやボランティア、短期の海外留学で社会経験を積むことが出来ないのは
現状の大学生が立派に証明している
秋入学で1年以上のギャップタームができても、ゆとり教育うけた学生が社会経験を積めるはずがなく、せいぜい
異性経験を増やす程度
であると友里は断言させていただきます。
では東大の見栄のため秋入学にしたらどうなるか。奨学金や教育ローンの問題だけではなく、国家試験など日本のシステムも修正を余儀なくされるのではないか。
最終的には高校が秋入学になり、つづけて中学や小学校まで秋入学、企業や国家の会計年度も9月か10月スタートとしなければならなくなると考えるのです。
なぜ東大に留学生が来ないのか。それは入学時期の問題ではなく
単に魅力がないだけ
ではないか。
現に減っているとはいえ日本人の海外留学生、志とその大学に魅力があるから入学時期が違ってもしっかり留学しているではありませんか。要は入学時期の問題ではないのです。
東大の問題点、せっかくの頭脳を組織や自己の保身にしか使わない高級官僚の輩出に勤しんだため、真に優秀な人の役人志望、つまり東大入学が減ってきたと聞きます。
世間から批判を浴びる代償として天下りの「渡り退職金」ふくめて獲得できる生涯賃金より、うまく頭を使えば東大出でなくてもビッグ(死語)になれるとわかってきたのでしょうか。
原子力ムラを挙げるまでもなく、お上の御用学者ばかりが出世する人事システムを温存して、入学時期だけをずらして世界が評価する大学に変身できると思っているとしたら
東大はオメデタイ
と東大に入らなかった(正確には入れなかった)友里は考えるのです。
今の日本、大学が多すぎるではないか。猫も杓子も大学へとりあえず入って、合コンとバイトと就活だけに勤しむ若者たち。
「無駄」な時間も人生には必要でしょうが、現在の大学生や卒業生をみると、
無駄な4年間を本当に無駄に使っている
としか思えません。少子化も進んでいるだけに、ここは私学援助などせず大学はもっと淘汰するべきではないか。
つまらない、あってもなくても何の影響もないというか、存在が弊害となるのではないかという
大学や学部
は始末してしまえと言うのが本日のブログの〆、暴論であります。
話はまったく変わりますが、今朝のTVでAKB48のファンのインタビューがでていました。3~4人ほどでていましたがいずれの人も
小太りというか肥満系
でありました。オタクといえばたまに友里が目撃する鮨オタク。ジーンズや柄シャツにバックパックとオタクグッズは同じですが、細身が多いんですね。
同じオタクでも、鮨とAKBは異人種のようです。