友里ツイッターで、フォロワーから京都の3つ星和食「未在」に関する批判?ブログの紹介がありました。
見た目(八寸など盛り付けの派手さ)と創作系の濃いめの味付けで最初はインパクトがある未在料理。
友里もオープン当時は予約も取りやすかったのでたまに訪問しておりましたが、予約が難しくなったのと、何時行ってもさほど料理に変化を感じないマンネリ感からすっかりご無沙汰でありました。
このブログ主も次回の再訪はないようですが、現在のコース値段はなんと
3万5000円
だとのこと。
確か現在のような一斉スタートではなく、カウンター席数の半数毎の時間差スタート時代は
コース価格は2万円以下
だったと記憶しております。
いつの間にか2万円台になったと思っておりましたが、現在は客単価4万円のカウンター和食になってしまったようです。
この一途な値上げでありますが、これは外国人客の増加によるものだとか。
ここ数年の円安のおかげで、外人にとってはこの急激な値上げが円安で打ち消されて
値上げに感じない
のだそうです。
また外人をメインの客に想定するからか、味付けが外人向けになるばかりではなく
食材が外人向け
になる可能性があるとのこと。
では食材が外人向けとはどういう意味かと言いますと
外人には本当の質がわからない
つま~り、外人襲来で食材の質を保つ努力をしなくなる可能性があるということです。
そうえいえば銀座にも中国人が多く到来する鮨屋がありましたっけ。
一時期中国人だけの訪問を断って問題になったとの情報もありましたが、タネ質の劣化を友里も数年前ですが感じておりました。
利益に奔るには外人客が必須かもしれませんが、料理人は己のアーム(矜恃も)が劣化するリスクを考えるべきだ思います。