古米を買い溜めするべきか

何回か友里ブログで取り上げた佐賀県の古川康知事、自業自得でかなりピンチのようです。説明会へ九電関係者の参加を指示しただけではなく、まるで

九電(原発再稼働推進者)の参謀総長

のように、次々と狡猾な戦略を指示していたことが明らかになりました。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110806-OYT1T00479.htm?from=popin

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110807-OYS1T00323.htm?from=popin

県民の不安解消のため長崎大学の放射線医学の専門家(多分原子力ムラ住人)を同席させろ、商工会議所の専務理事(多分原発再稼働推進者)を県民代表の一人として選べ、自民党県議の支持者に働きかけて県議達に圧力をかけろ、といった発言だけでも噴飯ものですが、

国際原子力機関(IAEA)へ説得工作せよ

は完全に知事職の所掌範囲を超えた

逸脱行為

ではないか。何様だと思っているのか。バレたからには

潔く身を引くべき

との知事支持者(元県議)の意見はごもっともであります。?

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110807-OYT1T00274.htm

玄海町長にこの古川知事、原発の個人的利権というのは我々庶民の想像を遙かに超える大きなもののようであります。

昨日だったかTVで

古米の値段が高騰している

との報道をみて私は焦りました。こんなことを言うと、良く言えば博愛主義、はっきり言うと偽善に酔いしれる単なる自己陶酔の方から怒られるかもしれませんが

古米を買い溜めするのを忘れていた!

稻藁の問題で福島だけではなく岩手、宮城、栃木と4県の牛が出荷停止。あの大田原牛(ただの商標登録)も出荷停止なのでしょうか。

外に干していた稻藁がセシウムに汚染された現実を見て、同じく外で栽培されている稲が汚染されていないという理屈が通るものなのか。まともな頭の人が普通に考えたら

新米もセシウム汚染されている可能性が高い

と結論づけるのは当たり前だと考えます。昔からの諺に

君子危うきに近寄らず

があります。
自己防衛は個人の自由、安全だと思われる古米を買い溜めした結果、古米価格が高騰したのは当然の結果でありましょう。

我が家では今年はどの産地の米を買おうか協議中でありますが、米が主役級の位置づけである「鮨屋」はどう対策をとっていくのでしょうか。
古米が暴騰しているということは、はっきり書くとまた怒られるかもしれませんが、

福島はじめ東北の米が暴落する?

可能性が高いということです。買うか買わないか、食べるか食べないかは

あくまで個人の自由

であります。偽善や自己陶酔の人たちの圧力で自己防衛の判断を放棄してはいけません。