総務大臣になった片山善博氏。菅政権と裏取引があったのか、民主党代表選最中に強烈な
小沢批判?
を展開していたことは以前のブログで書きました。論功行賞見え見えで呼び込みを受けて官邸へ出向く片山氏、嬉しすぎて笑いを隠しきれない様がTV報道されておりました。
総務相就任の打診があったなら、菅政権へ個人的なパイプがあるのなら、民間人としてあからさまな菅陣営の応援や小沢陣営の誹謗中傷を封印し、ニュートラルを貫くのが元政治家(元県知事)としての
矜持
であると私は考えます。しかし、この片山氏、以前から気になっていたのが
御髪(おぐし)が不自然
「ヅラハンター」(カツラを見破る)を自称する友里、矜持に加えて片山氏に潔さを求めたいと考えます。
友里は育毛剤らしきものを使用したことはありますが、本毛だけで人前に出ていることをここにお知らせします。
さて昨日検討中とした「ワインネタ」ですが、早速本日からはじめることにしました。ネタ不足と言ってしまえばそれまでですが、ワインに関しても世に「毒あるコメント」が必要ではないかと考えたからであります。
最初を飾るネタは私の嫌いな日本ワイン、その中で一部の人が
世界に誇れる
と宣伝する「甲州」であります。
私は日本でワイン造りに人生を捧げていると自称する人たちに向かって
本当に良質なワインを造りたかったら、日本に固執しないで欧州の有名産地へ移住した方が人生の無駄にならない
と拙著「グルメの嘘」で述べました。温暖化で日本のワイン産地もボルドーやブルゴーニュと同じ気温になる、なんて意見もありますが、決定的な違いは湿度でしょう。
現地へ行った方ならすぐおわかりになると思うのですが、
栽培方法が違う
ワインは気温だけではなく、土壌?や湿度も大きな要素となるのです。
さて最近の甲州。何を勘違いしたのか下戸のマスヒロさんも宣伝に一役買っているようですが、これが世界に誇れるワインなのか。
私がソムリエ協会の認定試験を受けるために勉強していた時の甲州の特徴は
色は無色透明
ところが現在の有名どころの甲州を開けてみて下さい。色はブルゴーニュの特級より濃いと思われるほど黄ばんでおります。
樽を使いまくっているからなのですが、これでは水の違いもわからないと昔揶揄されたアメリカ人の、ワイン評論家パーカーJr好みなだけではないか。?
ちょっと口に含んだら美味しく感じるのかもしれませんが、葡萄品種のポテンシャル(甲州には元々無いかも)が完全に「樽負け」したものばかり。
昨年だったかアピシウスで、勧められるまま甲州の古めのヴィンテージを飲む機会があったのですが、飲んだ感想は
ブルゴーニュにしておけばよかった。無駄な時間と予算を使ってしまった。
でありました。世界に誇る甲州を目指したいなら、
?厚化粧させず早めに飲み切れるワインに専念しろ
と私は言いたい。ちょっとしたものになると小売りで3000?5000円もする甲州。
それでもメーカーの思惑にのって飲んでみたいと思いますか?