読者から非常に香ばしい(突っ込みどころ満載の)情報をいただきました。
なんと、俺のフレンチや俺のイタリアンを展開する「俺の株式会社」が
俺のスパニッシュ
をオープンするというのです。
現在のところ、この「俺の株式会社」が展開する店は30店舗でジャンルは8つ。
イタリアン、フレンチ、割烹、やきとり、焼肉、そば、だし(おでん)、揚子江(中華)
だそうですが、ここにスパニッシュというジャンルが10月より加わるというのです。
この読者からもいわれたのですが、俺のスパニッシュ、なんと2年前にそのオープンを友里は予想していたんですね。
株投資とスポーツでは予想を外しまくる友里ですが、こと本業(正確には副業です)ではしっかり当てるところがプロ。(片手間ですが)
チャイニーズやジャパニーズも表現は違いますが誕生しておりますし、高額店も「銀座おかもと」が出来てしまっておりました。
そこでこの俺のスパニッシュとはどんなものか、TV東京のWBS(ワールド ビジネス サテライト)に坂本シャチョーが生出演している動画に詳しく紹介されていたのであります。
なんとこのスペイン料理の店のシェフは
渡邉康雄氏
番組では二つ星付きレストランにいたとあたかも有名シェフのように紹介されていますが、この副業を10年以上やっている友里には聞いたことがない名前だったので調べてみました。
どうやら神谷町の店にいたようですが驚いたのが
専門ジャンル イタリアン
というところ。
おいおい、スパニッシュではないのかと突っ込もうと思ったら
師匠 カルメ・ルス・カイ・エーダ
修業した店 サン・パウ
と一応スパニッシュでも働いていたことがわかったのであります。
推測するに、元々はイタリアンの修業をしてきて最後にサン・パウで働いただけではないか。
サン・パウは日本橋の提携店だけではなくスペインの本店まで行って検証した友里に言わせると
サン・パウの提供料理はスペイン郷土食ではない
のですが、この番組で渡邊シェフが「俺のスパニッシュ」で出そうと試作していたのは
オマールと黒トリュフを贅沢に使ったスペインの郷土料理
との紹介。でもこの料理を見て友里
どこの地方の郷土料理かさっぱりわからん
WBSと銘打っているのに、TV東京は報道に関して検証をしていないのか。
そしてこの報道では更に突っ込みどころ満載の話を坂本シャチョー自ら宣っていたのであります。
何でも10月30日に銀座1丁目に
200坪 500席(でも地下だとか)
という超大箱店をオープンするとか。
シャチョーだけではなく会社の幹部もこの大箱店の運営には自信満々だそうでして、どのような店かといいますとジャンルはフレンチとイタリアン。そして
音楽バンドを入れた着席式のシアターレストラン
だというのです。
う~ん、こんな形態の店、まともな店を知らないお上りさんしか入らない(でも銀座の主力客かも)と思うのですが、坂本シャチョーの次の発言に友里は椅子から転げ落ちたのであります。
なぜ今このような形態の店を出すのかとの問いかけに
3年もやってきて、そろそろ(今までの俺の)イタリアンやフレンチは飽きたと思われるかなと(要約)
驚いたことにWBSのインタビュアー、この突っ込みどころ満載の問題発言をスルーしてしまったんですね。友里なら
おいおい、それじゃ、現存の俺のイタリアン、俺のフレンチはどうする気なんだ
と速攻で問うのですが。
そういえば神谷町店前を良く通るのですが、銀座店ほどの行列はありません。
稼ぎ頭の数ある銀座の店の賞味期限が切れかかっているとしたら、まずはその対策をはかるのが先決ではないか。
音楽バンド付きの大箱店で目先を変えても根本的な解決にはならないぞ
飽きられてしまいそうな既存店に加えて大箱店の資金調達負担も肩に大きくのし掛かってくるのではないか、俺の株式会社。
どこに出しても恥ずかしくない自転車経営
ではないかと友里は思ってしまったのであります。