6割程度の賛成票では圧勝とは言えないと思うのですが、友里の予想通り(後出しかも?)娘の勝利となった大塚家具。
社長続投の久美子氏「一般株主からの強い支持」
他人の不幸は蜜の味、というのが当たっているかどうかわかりませんが、こういう騒動は
年寄り創業者が負けた方が第三者は面白い
のは世の常。
娘が負けたら、ドラマチックになりませんし。
基礎票が10%だ19%だと低レベルでだっただけに
勝負は最初から決まっていた
と友里は考えるのです。
娘社長は「(会長・社長の両陣営に別れた社員は)ノーサイド」と言っていましたが、社長に反旗を翻して会長の会見で後ろに棒立ちしていた店長など幹部社員は
今後も肩身が狭い
のではないか。
前会長の無理強いだったかもしれませんが、公器の前で
娘社長には反対
と意思表示してしまったのですから。
この手の幹部社員は勝ち馬を見誤るという「見立て」が甘かった人たち。
こんな先を読めない幹部に、ノーサイドだからと言って
店を任せて大丈夫なのか
と友里は考えるのであります。
本来なら、会社の為を考えて、会長だろうが社長だろうが、間違っていると確信したら
体を張ってでも諫言する
というのが、幹部や役員の務めではないか。
権力者の言いなりでは、会社の為になりません。
株主総会という会社の最高決定機関でオヤジの退場含めた
新陳代謝
ができたのであります。
これを利用して
見立ての悪い幹部を優遇せず新陳代謝
を進めるべきかなと友里は考えます。