友里、焼き鳥と酒亭にはしる!

この3年間、私は新しい店、人気の店、過大評価されているであろう店などを狙い撃ちして訪問しておりました。誰に頼まれたわけでもありませんが、勝手に自ら使命を与えてフレンチ、イタリアン、和食、スシ、中華に通い続けたのです。
巷では自腹だけで行けるはずがない、会社経費で落としているに違いない、と思われているかもしれませんが、何も毎日外食しているわけではなく他のジャンルの飲食店を断念してのネタ探しでありました。
良く考えると洋食、焼き鳥、オデン、酒亭、居酒屋へ行くのを忘れていた。
そんな友里に出版社から新しいミッションが下ったのです。以前のような内容では新鮮味がなく売れないとの判断なのでしょうか、今まで取り扱っていなかったそれらの店への突入指令であります。
今までは、焼き鳥や居酒屋というと、会社関係者と付近の店へ行っていたのですが、今回のミッションでは客単価は約2倍とかなりの高額店でありました。
客単価が1万円前後の焼き鳥屋で、うかつにワインを頼んでしまって2万円近くになり支払い時に青ざめたこともありました。確認の意味で、日をおかずチェーン店化している有名店の本店へ行き、過大評価を確認しただけで1万円かかってしまったこともありました。焼き鳥はたまに食べるから美味しい訳でして、連日食べるとすぐ飽きがくることがわかりました。当分食べたくない。
また、居酒屋と酒亭の定義の違いがわかりませんが、客単価が1万円前後の店があることを知ったのも今回のミッションのおかげです。これでは最近の若手の和食屋や街場の割烹と変わらないではないか。
また、似非グルメの業界人が絶賛している下町など普段足を運ばない地区の有名店へも訪問しているのですが、飲食店に関してはいくらか詳しいと思っていた自分が、実はそれほど詳しくない、偏った店しか知らなかったと思い知った近頃でもあります。
最後に具体名出しちゃいますが、「伊勢廣 京橋本店」。いやーひどいレベルの焼き鳥でしたね。価格的には大差がないと思うのですが、「世良田」の後に直ぐ行ったのでそのレベルの違いに唖然。食べきるのが大変でした。でもこの店、ネットで評価高いんですね。
マスヒロさんや犬養さん、大谷さん、浅妻さんのおススメ店も当てになりませんが、ネットの評判店、特に「東京レストランガイド」のレビューもこんなに当てにならないのかと思い知った次第です。練馬まで行ってやはり絶賛の「田吾作寿司」を訪問しましたが、これもまたひどかったです。サクラが投稿しているとしか思えません。
本日は新書の宣伝、煽りのコラムでありました。また、「内容がない」とお叱りを受けるかもしれません。