ネタ不足なのでしょうか、久々にJ.C.オカザワが友里を取り上げてくれました。ヒット数が増えるように以下にそのURLを貼り付けます。
http://www.9393.co.jp/okazawa/kako_okazawa/2008/08_0326_okazawa.html
「語るに落ちた」と勝手に言い切っていますが、彼の反論は昔私が話した「自宅でデパ地下の刺身を食べる時は、付いている山葵かチューブ物を使っている」というものをベースにしただけです。
デパ地下の脂コッテリの養殖刺身には「混ぜ山葵」で充分、だいたい家に本山葵なんて置いているか、というだけのことなのですが、鬼の首をとったように「友里は混ぜ山葵を愛用」と宣伝していただいております。
頻繁に自宅で混ぜ山葵を使って刺身を食べているわけではないのですが、これしか言質がとれないので、悔しくなったら連呼してくるJC。恐らく日刊ゲンダイで「忠弥」を取り上げたとき、名前を出したので青筋立ててきたと考えます。
私は以前から「廉価な店では化学調味料の使用は仕方ない」と言っております。
ただ「使い過ぎ」はいかがなものかと。わからない程度に使用するのが無難ではないでしょうか。
「忠弥」は明らかに使い過ぎと判断しただけ。あそこまで使用しなくても良いと思うのですが、段々使用量に麻痺してきたのだと推測します。通われている方たちが、どれほどその大量さに気づいているかどうか。それを知っても「美味しい」と判断されるのは、人それぞれの嗜好の問題ですからこれ以上何も申しません。
最近は「食育」なんて言葉が飛び交っています。一部の人の「利権」が見え隠れする「事業」にしか友里には見えないのですが、役に立ちそうもない食育インストラクターなんて要請する前に、MSGの投入の有無による味の違いを世に指導するべきだと思います。
そうなったら、まずはマスヒロさんとJCに通ってもらいたいですね。
JCは廉価な食べ物への使用は認めていると言っていますが、これは完全な自己矛盾。「化学調味料混入を判断できない」と自ら告白しているようなものです。
彼が絶賛しているオークラの中国料理店「桃花林」。大変高額なお店ですが、化学調味料をかなり使用しています。高い店でも使用しているのに、なぜ絶賛するのでしょうか。
答えは一つ、マスヒロさんと同じく混入の有無がよくわからないからでしょう。
最後にグラフ社の宣伝です。J.C.オカザワ著「庶ミンシュラン」(1400円)
ミシュラン便乗は友里だけではなかったようです。比較的手頃な220店あまりを星格付けしたガイド本であります。理論的に考えて、この数年での調査では無理な店数と思って中身を見たら、「サテライツ」と称する数少ない取り巻き信奉者たちの助けを借りての編集でありました。
JCの特徴というのでしょうか、「評価基準」が一定しておらず、港区に比べて台東区が多すぎるなと地域に偏りがあり、個人的に親しい店を掲載する(ネットの掲示板で知りました)など問題点はありますが、本家の「ミシュランガイド」よりはお役にたてるガイド本ではないでしょうか。
トモサトブログの読者の方、ご購入、立ち読みともに、返品になって本屋から消え去る前にぜひ一度チェックをお願い申し上げます。
「ドクロ本 第二弾」もいただけるのでしたら、また宣伝させていただきますよ、JC。