東京では水のペットボトルが姿を消したと聞きました。不安を煽る事はしたくないですが、買い占めにはしる心情はわからなくもありません。
御用学者が国民をリードしてきた
原発事故はたいした影響もなくすぐに収束に向かう
という主張、まったく当たっていないではありませんか。
真水を炉内へ入れようとしているとの報道もありました。ということはやはり炉内へ海水は入れていなかった。はっきり言うと外部から冷却水は入っておらず野放しだったと言うことです。
海水で冷却していたら炉内は塩だらけになってしまい、今更真水を入れても意味がないからです。
また原子炉の建屋ではなく、タービン建屋でケーブル作業をしていた3人が200ミリシーベルト以上の被爆を受けたとの報道もありました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110324-OYT1T00707.htm
40?50分の作業だったそうですから、原子炉から離れたタービン建屋の底の水でさえ
300ミリシーベルト/Hr
ちかい放射線量だということです。CTスキャンより低いと御用学者は言いますが、毎時これだけ出ているのですから、4時間いたら1000ミリシーベルト(1シーベルト)を超え、全身被爆となってしまう濃度であります。
現場に残って復旧作業をされている方々には本当に頭が下がる思いであります。?
読者の方から、友里征耶の主張の裏付けになるといった情報をいただきました。
http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/109a.htm
原子力の専門家でもない作家レベルの人の主張ですので、すべてを鵜呑みにはできませんが、アホで素人同然の御用学者の安全宣言を検証する意味では反対意見として1つの基準になると思います。
長文ですが、出来ましたら最後までご覧ください。
停止していた玄海#2、#3(九電原発)の再開が延期されました。危機感ないと思われる九州ですが、夏場には電力不足が懸念されるかもしれません。
また原子力発電を進めようとしていたタイが見直しをするとの報道もありました。日本企業への受注が決まっていたと記憶しておりますが、この流れはタイだけにとどまらず、トルコをはじめアメリカなど世界へ広がることでしょう。
原子力事業に舵を切っていた企業のダメージは計り知れないのではないか。企業の存続をかけて大きな見直しが急務であると考えます。
何も無理に悲観的になる必要はありません。でも、無理に
楽観的
になるよりはマシではないか。企業経営も同じなのですが、常に最悪を想定しての
リスク管理
は必要だと私は考えます。
田中康夫氏が言っているそうですが、大マスコミは己の体のリスクだけを考えて、相馬地区などの被災地へ取材が入っていないとか。
放射能が心配なんでしょうが、表向きは御用学者を使って
大丈夫
と世論をリードしているのですからいい加減としか言いようがありません。
未曾有の大惨事、国民だけではなく、マスコミの考えも大きく転換する必要があるのではないでしょうか。