最近往生際のわるい人が目立ちます。村上ファンドに1000万円出資していたことが公になった福井総裁。自分は「逃げも隠れもしない」みたいなことを言っていますが、いくら利益を上げたかの追求にはダンマリを決め込んでいます。どうせいずれはバレるんですから、2000万円近く儲けさせてもらった、とはっきり言って楽になればいいのに。
またTVや週刊誌の追求にもノーコメントを貫いているオリックスの宮内会長。村上ファンドの投資案件をはかる取締役会に、オリックス側の社外取締役が毎月出席していたそうですから、情報は筒抜けです。
確か、5%以上を購入する方針を聞いて株売買したらインサイダー取引になるとのことですから、ここは、宮内会長個人だけではなく、オリックスグループ、そして会社関係者のここ数年の株売買の詳細を当局はじっくり調査していただきたいものです。5%以内の投資を聞いて株売買したとしても、道義的に問題が残るのではないでしょうか。
さて、本題の「偽装満席」です。この件も「往生際が悪い」ととるのは友里だけでしょうか。
フェア・ドマのブログが盛り上がってしまったようなのでもう取り上げるつもりはなかったのですが、シェフや擁護の方が論旨のずれた展開に持ち込んでしまったようなので今一度取り上げます。
シェフの体は一つなので、料理やワインのサービスにてんてこ舞いになってお客に迷惑がかからないようにディナーは「1日4組」を上限にしているとのこと。
素直に受け取れば、この事に関して友里はまったく異論がありません。
しかし、なぜブログや店先に毎日毎日「今日のディナーは満席」と書く必要があるのか。
どうみてもシェフの「満席自慢」にしか思えません。
予約が主体のはずですから、一々書く必要があるのか。また、飛び込みの客が来たとしても、その場で理由を説明して(サービスのクオリティ維持の為4組限定と言えばいい)納得してもらえばいいのです。
それよりもまず第一に、ブログ上に「夜はサービスのクオリティを維持するため、『定員は4組』」と堂々と宣言するべきでしょう。
ブログや店先の張り紙の「今日は満席」をHP閲覧者や通行人が毎日見たら、一時の「ベットラ オチアイ」のように店内が連日一杯になるほど予約が殺到する「人気店」だと勘違いしてしまう可能性が高い。
「予約がとりにくい」、「いつも店内一杯」という噂だけで客は吸い寄せられるものです。私には集客の為の「満席表示」にしか思えないのです。
「満席」と「定員」は違うということをシェフや擁護の常連さんにご理解いただきたい。
そしてそれよりもっと大きな疑問。今までに「1日5組以上」の客をとったことは本当にないんでしょうね。
今後も「一日4組」を貫くおつもりでしょうね。
一般客としての私見を述べさせていただくと、確かに「満杯」より客が少ないほうが良いですが、あの店内で4組、8名の客だけでしたから、かなり「寂しい」雰囲気であったことを付け加えさせていただきます。