まずはお詫びです。
機内でアップしようと準備をしていたのですが、Wi-Fiが使えなかった(故障か?)ので帰宅するまで更新が出来ませんでした。
それでは本文です。
友里が前から疑問に思っていたのが日本国政府の対応。
湯川さんや後藤さんの救出のためあたかもあらゆる手段をとっているかのような発言を、担当副大臣はじめ官房長官から総理大臣までが唱え続けておりました。
今回の結果に対しても、安倍首相は
全力で対応してきたが、痛恨の極み
と発言しています。
でもこの「全力」とはどんな内容なのか。
人質の安否がからむとか、外交問題だとかの隠れ蓑で今後も明らかにされることはないでしょうが、日本の立場で有効な手を打つことができるものだったのか。
誘拐された地はヨルダンではなくシリア。
ヨルダンに責任があるわけではなく、よってヨルダンが捕らえている死刑囚の扱いに注文をつけられるはずがありません。内政干渉になってしまうからです。
死刑囚を釈放してくれと頼むこともできないはずで、せいぜい
(曖昧に)善処よろしく
と頼んだだけではないか。
ODAなど援助を盾に強制できるものではありません。
TVに出てくる自称専門家はトルコルートがあるとか言っていましたが、誘拐団体が満足する条件を提示できなのですから、どんなルートを使っても交渉なんて成立するはずがないのは子供でもわかるはず。
交渉を成立させるには
テロに屈する条件を飲むしかない
からであります
どこぞの国がやったように裏で屈服するという選択肢(身代金支払い)もあったでしょうが、死刑囚の釈放が条件になった段階では日本が主体で打つ手はなくなってしまった。
あとはヨルダン頼みでありましょうが、どこの世に
自国民ではない他国民のために、多数の自国民にテロ行為を仕掛けた犯人を無罪放免するお人好しがいるんだ
よってすべてのマスコミもわかっていながら見て見ぬ振りしていたのが
日本政府の全力対応という真の実態
中身なんてたいしたことないのではないか。
友里の学生時代、試験で点数をとることが大不得意な級友を何人も見てきましたが、たいて彼らは
一所懸命(全力)で勉強している
と言っていたんですね。
ただし本人レベルの相対的評価ではなく、絶対評価でみたら
な~んもやっていない
という現実。
一晩中教科書やコピーしてきたノートを眺めているだけで、理解や記憶という努力をしていないのでテストの結果が良いはずがない。
でも本人たちは
全力投球のつもり
なのであります。
全力特球なんてはっきり言えば
単なるエクスキューズ
安倍首相の「全力投球」でありますが
全力で情報収集に当たっているだけです
と正確に発信した方がよいと思うのは友里だけでありましょうか。